オードゥルルド
馬名由来:綴りEau de Lourdes
「ルルドの水」の意。 フランス南西部のルルドという町にある「奇跡の泉」の聖水。
古くから多くの人の信仰を集めている。父名・母名より連想。(仏語)
2009年5月8日生(青鹿毛)

平田→栗田徹厩舎
父フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
母オーベルゲイド Kaldoun
Anna Edes
戦績
通算成績:1−0−2−0−1−8
出走 場所 レース 距離 頭数 着数 人気 馬体重 タイム(着差) 位置取り 上がり3F 騎手
2011/11/5 京都 メイクデビュー 芝1600 18 3 6 472 1:36.1(0.6) 7-7 35.4 秋山
2012/2/11 京都 3歳未勝利 芝1600 16 11 2 474 1:38.1(1.8) 1-3 37.1 秋山
2012/3/14 笠松 つくし賞 折1400 10 優勝 1 460 1:27.7(0.7) 3-3-1-1 38.3 秋山
2012/5/20 京都 3歳500万下 芝1600 14 14 10 454 1:35.9(1.6) 10-11 35.1 秋山
2012/12/22 阪神 3歳以上500万下 折1200 16 13 8 478 1:12.7(1.9) 12-10 37.5 秋山
2013/7/13 福島 3歳以上500万下 折1700 15 11 13 492 1:48.5(2.5) 5-5-4-4 39.8 田辺
2013/8/4 函館 3歳以上500万下 芝1200 16 13 12 494 1:11.0(1.4) 12-12 35.8 松田
2013/10/26 新潟 3歳以上500万下 芝1000 18 8 15 482 57.4(0.6) 14 33.9 横山和
2013/12/1 中京 3歳以上500万下 折1200 16 5 11 490 1:12.6(0.6) 16-15 36.0 勝浦
2013/12/23 中山 3歳以上500万下 折1200 16 3 11 490 1:12.0(0.1) 12-11 36.7 勝浦
2014/1/12
中山
3歳以上500万下
折1200
16
6
4
492
1:12.6(0.4)
13-11
36.9
勝浦
2014/3/9
中山
3歳以上500万下
折1200
16
10
7
500
1:13.3(0.5)
12-10
37.5
北村宏

2012年3月27日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「先週末から角馬場でのキャンターを開始しています。長めに時間をかけて体を解していますが、脚元など馬体に傷みはありません。カイバ喰いも安定しており、特に気になるところはありません」(NFしがらき担当者)

2012年4月3日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「先週末から周回コースでの調教を開始しました。引き続き角馬場で時間をかけてしっかりと体を解していますし、疲れなどはだいぶ楽になっているようです。コース調教を開始してからも脚元など問題はなく、順調に乗り込めていますから、状態を見ながらペースを上げていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

2012年4月10日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も角馬場でしっかりと体を動かしてから周回コースで長めに乗っています。順調に進められていますし、脚元も含め特に気になるところはありませんね。状態も良さそうなので、坂路も取り入れて徐々にペースを上げていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

2012年4月17日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは坂路調教も開始しています。脚元など馬体に傷みはなく、精神的にも落ち着いた状態です。順調に負荷を強めていけていますし、ペースは調教師と相談しながら徐々に上げていきたいと思っています。馬体重は486キロです」(NFしがらき担当者)

2012年4月24日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「坂路調教を開始したあとも特に気になるところはなく順調に乗り込めています。まだペースは上げていませんが、これなら特に問題なく15−15に移行できそうですよ。あまり焦らず、帰厩時期を相談しながらじっくりやっていきたいですね」(NFしがらき担当者)

2012年5月1日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路で終い15秒ぐらいまでペースを上げています。特に気になるところはありませんし、順調に良化していると言えるでしょう。今後の状態や検疫次第ではそう遠くなく帰厩の話も出てくるでしょうから、引き続きしっかりと乗って良化を促していきます」(NFしがらき担当者)

2012年5月8日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き15−15に近いペースをコンスタントに乗り込んでいますが、ペースを上げたことでだいぶ動きがしっかりしてきましたね。好調子と言える状態ですし、ここからは帰厩を視野に入れての調整というつもりで進めていきます」(NFしがらき担当者)

2012年5月16日(キャロットHPより)
16日は栗東坂路で追い切りました(55秒0−40秒5−26秒9−13秒4)。「今朝は坂路で強めに追い切りました。時計はそれほど出ていませんが、後半の時間帯でしたし、担当しているスタッフによると追い切り後にピリッとしてきていい意味でスイッチが入ったということです。ダートで勝ち上がりましたが、本質的には芝が良さそうと見ているので、今回昇級戦のこの条件でどれだけやれるか楽しみですね」(平田師)20日の京都競馬(3歳500万下・牝馬限定・芝1600m)に秋山騎手で出走を予定しています。

2012年5月20日(キャロットHPより)
20日の京都競馬では五分のスタートからかかり気味に中団へ。3コーナー過ぎから徐々にポジションを下げ、直線は余力がなくなり14着。「今日は馬場入りの段階からかなりイレ込んでいました。うまく馬の後ろにはつけられたのですが、終始行きたがってしまって直線ではガス欠のような状態。本質的にはマイルはこなせると思うのですが、カーッとしてしまいがちなところを見ると現状は長い気がします。芝ダートは問わないものの、距離は現状1200から1400ぐらいがいいでしょう」(秋山騎手)「今日は装鞍所から発汗がひどく、パドックでもイレ込んで歩いていました。元々テンションが高くなりがちなところがありますし、この距離はやや長かったかもしれません。次走からは馬場入りの際に先出しにするとか、馬具を使うとか、何か工夫して臨もうと思います。追い切り後にややカイバ喰いが悪くなって、休み明けでも馬体が減っていたのも気になりましたし、間隔を空けるためにもいったん放牧に出してリフレッシュさせたいと思います」(平田師)今日は残念な結果になってしまいましたが、イレ込んで折り合いを欠いたというはっきりした敗因があります。この経験を糧に、距離短縮、また馬具による工夫なども考えていますから、次走は改めて期待をしたいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、今のところ一度放牧に出してリフレッシュさせる予定です。

2012年5月23日(キャロットHPより)
「仕上がり自体は良かったのですが、競馬場に行ってからのイレ込みがひどく、レースではカーッと行きたがってしまいました。このあたりは使いつつ慣らしていかなくてはいけないのでしょうが、今回は休み明けでも馬体が減っていましたし、まずは心身ともにいったんリセットして、次走からリップチェーンなどの馬具の使用や、馬場入りを早くするなど変化をつけていきたいと思います」(平田師)23日にNFしがらきへ放牧に出ました。

2012年5月29日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「先週こちらに移動してきて、馬体に異常がないことを確認してから乗り出しています。前走は思ったような結果が出ませんでしたが、こちらでの走りを見ている限り、調子が悪いようには思いません。あとは気持ちの問題でしょうから、しっかりとリラックスできるように心がけていきたいですね」(NFしがらき担当者)

2012年6月5日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も周回コースを中心にじっくりと乗り込んでいます。その前には角馬場で時間をかけて体を解していますし、競馬を使った疲れはほぼ抜けたと見ていいでしょう。馬自身は元気もありますし、キャンターの雰囲気も悪くありません」(NFしがらき担当者)

2012年6月12日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週後半からは坂路調教も取り入れて、週明けはジワッと終い15秒ぐらいまでペースを上げています。疲れがすっかり抜けたことで活気のある動きを見せていますし、ここまでは順調ですね。体調面も安定した状態を保っていて大きな不安はありません」(NFしがらき担当者)

2012年6月19日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も、坂路で終い15秒ぐらいのところを週に1、2回、コンスタントに乗り込んでいます。キビキビとした動きを見せていますし、順調に進められていますね。心身ともにフレッシュな状態でいい雰囲気を保っていますから、このままさらに良化を促すつもりで進めていきます」(NFしがらき担当者)

2012年6月26日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き坂路で終い15秒ぐらいまでのところをしっかりと乗り込んでいます。特に気になるところはないですし、騎乗スタッフも前回こちらにいた時よりも状態はいいと言っています。平田調教師とは可能ならば中京開催のうちに一度使いたいという話をしていますので、そのつもりで乗り込んでいきます。馬体重は495キロです」(NFしがらき担当者)

2012年7月3日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も15−15に近いペースでしっかりと乗り込みを続けています。順調に良化していますし、体調面の不安もありません。中京開催中に使う予定で早ければ今週中の帰厩もありますし、引き続きしっかり調整していきます」(NFしがらき担当者)

2012年7月5日(キャロットHPより)
5日は軽めの調整を行いました。「水曜日、無事帰厩しました。今朝から坂路で軽く動かしています。放牧先でもこの馬のことはよく分かってくれていて、緩めずに調整してくれていますから、このまま問題なければ中京開催の最後には使えると思います」(平田師)22日の中京競馬(3歳上500万下・芝1400m)に藤懸騎手で出走を予定しています。

2012年7月11日(キャロットHPより)
11日は栗東坂路で追い切りました(54秒3−39秒8−26秒2−13秒2)。「今朝は坂路で強めに追い切りました。先週の帰厩後すぐに馬なりで時計は出していますが、実質しっかり追ったのは今日は最初。ラストが12秒台なら言うことありませんが、動き自体は素軽くていい雰囲気ですよ。来週ビシッとやればいい感じに仕上がるでしょうし、あとは暑い時期なので体調を崩さないようにしっかりと管理していきます」(堀部助手)22日の中京競馬(3歳上500万下・芝1400m)に藤懸騎手で出走を予定しています。

2012年7月12日(キャロットHPより)
「水曜日に追い切って、今朝運動に出そうと思ったところ、ちょっとトモの歩様が悪くなってしまいました。腰の疲れが原因で、ひどい筋肉痛のような状態です。昨日かなりしっかりやっているので急に疲れが出てしまったようです。このまま来週の競馬に向かったらレース後の反動が心配ですし、申し訳ありませんが一度放牧に出して疲れを取ってやりたいと思います」(平田師)13日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

2012年7月17日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「こちらに移動後、馬体をよくチェックしましたが、やはり腰の状態はあまり良くなさそうです。ウォーキングマシンとトレッドミルの調整を中心にゆっくり体を動かし、良化を確認しながら進めていきます」(NFしがらき担当者)

2012年7月24日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「月曜日に跨がって軽く常歩を行ってみたのですが、腰の状態はまだ良くなりきっていませんでした。無理せず今週一杯はトレッドミルで軽めの調教に留め、状態を確認しながら進めていきます。暑い時期でもありますし、少しお時間をいただければと思います。馬体重は482キロです」(NFしがらき担当者)

2012年7月31日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミル中心に軽く体を動かしています。腰についてはショックウェーブ治療を行い様子を見ています。トモに疲れが出やすいタイプではあるのでしょうが、ここまで疲れが出るのは初めてなので、乗り出しをもう少し延期して無理せず進めていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

2012年8月7日(キャロットHPより)
「この中間もなかなか腰からトモにかけての疲れが抜けず、競馬に向けてペースを上げるのは厳しい状況です。それなら、思い切って北海道へ移動させてしばらくの間しっかりと休ませてあげた方が結果的に近道になるだろうという判断をしました。今朝、NF天栄に向けて出発しました」(NFしがらき担当者)7日にNF天栄へ移動しました。そのあとはNF空港へ放牧に出る予定です。

2012年8月14日(キャロットHPより)
12日にNF空港へ移動しました。ウォーキングマシンでの運動を行っています。「腰からトモにかけての疲れがなかなか抜けなかったようですし、到着後も注意して状態をチェックしています。現状ではマシンで軽く動かしてはいますが、動きを見ていてもやはりシャキッとしませんので、まずはリフレッシュを第一に進めていきます」(空港担当者)

2012年8月21日(キャロットHPより)
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「到着直後よりはいくらか良く見せるようにはなっていますが、まだ完全に疲れが抜けていないようです。焦って進める必要はありませんし、引き続きマシンで軽めに動かしながら馬体のリフレッシュを図っていきたいですね」(空港担当者)

2012年8月28日(キャロットHPより)
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「この中間に削蹄を行ったところ、両前脚に蟻洞が見つかりました。極端に酷いものではありませんが、しばらくは回復に時間を充てる必要がありそうです。ここまで歩様などに見せていたわけではなかったのですが、運動を進めていってから症状が出るより早めに見つけられたことは良かったと思っています。まずは時間をかけてしっかりとケアしていきます。馬体重は510キロです」(空港担当者)

2012年9月4日(キャロットHPより)
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「蹄の状態が悪くなることはありませんが、さすがに週単位で大きな改善とはいきませんし引き続きジックリ進めていく予定です。現状はマシンで軽めに動かく程度ですが、適度に刺激を与えつつ蹄が整ってくるのを待ちたいと思います」(空港担当者)

2012年9月5日(キャロットHPより)
5日は栗東坂路で追い切りました(56秒8−40秒5−26秒0−12秒7)。「今朝は坂路で馬なり程度の追い切りを行いました。連闘のあとの中1週ですから無理をさせないように注意しましたが、楽な手応えのまま終いもしっかり反応してくれましたし、引き続き状態は良さそうです。馬体もなんとか維持できていますし、気配は上々ですよ。開幕週の馬場ですから、終いに賭けるのは難しいかもしれませんが、前走でもある程度の位置で競馬ができているので、極端な枠順でなければうまく立ち回れると思っています」(松元師)8日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1600m)に川須騎手で出走を予定しています。

2012年9月11日(キャロットHPより)
トレッドミルでハロン24秒のキャンターとウォーキングマシンでの運動を行っています。「まだ蹄がキレイに整っているわけではないのですが、歩様を極端に悪く見せるほどではないですし、この中間からはトレッドミルでの運動も取り入れています。今後もしっかりと蹄の状態を確認しながら、毎日の運動を行っていきます。馬体重は526キロです」(空港担当者)

2012年9月18日(キャロットHPより)
トレッドミルでハロン24秒のキャンターとウォーキングマシンでの運動を行っています。「トレッドミルでの運動をコンスタントに取り入れても蹄の状態が悪くなることはありませんし、運動後の歩様、そして馬房内での様子なども問題ありませんね。引き続きトレッドミルで動かしながら脚元をさらに安定させていきたいですね」(空港担当者)

2012年9月25日(キャロットHPより)
角馬場でフラットワークを行っています。「先週より段階を進めて角馬場での乗り運動を開始していますが、状態はいい意味で変わりありませんね。少しずつ慣らしながらではありますが、さらに安定感が増してくればコースでの調教を考えていくことになるでしょう。馬体重は514キロです」(空港担当者)

2012年10月2日(キャロットHPより)
周回ダートコースでダクを500mとハロン24〜25秒のキャンター2400mを行っています。「脚元の状態は変わりありませんし、この中間から馬場での運動を開始しています。その後の様子も問題なさそうですし、これからは復帰に向けて乗り込みを重ねていくことになりますが、本格的に乗って行くのは天栄へ移動してからと考えており、今のところ今週中にはこちらを出発することになりそうです。しがらきの馬房の調整が付けばそちらに移動することになるでしょうが、どちらにせよ帰厩までにはまだこれから動かしていく必要がありそうですよ」(空港担当者)

2012年10月9日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行いました。「先週北海道から天栄へ移動してきました。日も浅いのでまだ乗ってはいませんが、トレッドミルを用いてキャンターで動かしています。その様子を見ていてもトモの頼りなさは感じるのですが、今に始まったものではありませんし、異常があるわけでもありません。近々乗り出す予定ですが、少しでもいい状態にしていければと思っています」(天栄担当者)

2012年10月16日(キャロットHPより)
角馬場と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「この中間より騎乗調教を開始したところです。トモの頼りなさが気になるところですが、だからと言って何もしなくて変わるというものでもないでしょうからね。少しずつ乗っていきながらしっかりさせていければと思っています。まだ初期段階なので角馬場と馬場を用いてじんわり動かしているレベルですが、馬に合わせながら少しずつ進めていければと思っているところです」(天栄担当者)

2012年10月23日(キャロットHPより)
角馬場と周回コースでハロン18〜20秒のキャンター調整を行っています。「騎乗調教を開始してから少し経ちましたが、今のところは継続して乗れていますし、順調といっていいのではないでしょうか。へたってくる可能性もあり得るので今後も慎重に様子を見ていきますが、対応可能なようならば乗り込みながら体を少しでもしっかりさせていきたいですね」(天栄担当者)

2012年10月30日(キャロットHPより)
角馬場と周回コースでハロン18〜20秒のキャンター調整を行っています。「北海道にいる頃は500キロちょっと体重があったときもあったようですが、こちらに移動してきてからは470キロ台でした。そこからじっくりと乗り込むようにしているので、移動後から減るようなことはなく順調に調整を行えているところですよ。腰など弱さが見られる箇所もそれほど悪くは感じませんし、この調子でじっくり乗っていっていい状態に持っていければと思っています。馬体重は477キロです」(天栄担当者)

2012年11月6日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「これまでじっくり軽めから普通キャンターのところを乗り込んでいましたが、少しずつ負荷をかけていっても大丈夫かなと思えるものになってきました。そのことから15−15に近いところもやり出しています。まだ時間は必要でしょうが、いい傾向の中にあるのは確かなのでこのまま進めていきたいですね」(天栄担当者)

2012年11月13日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週あたりから15−15に近いところも行っていましたが、今週は15−15を軸とした調教も取り入れていますよ。ペースアップ後も順調に来ており、トモを含めてガクッと来ることはありません。元気もありますし、いい傾向にありますね。この調子で行けば年内の入厩も検討していけるようになるかもしれませんね」(天栄担当者)

2012年11月20日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週から取り入れた15−15の調教を今週も行っていますが、まずまずですね。まだしっかりさせていくためには乗り込んでいきたいと思っていますが、経過としては悪くありませんよ。これから進めていって移動や復帰のタイミングを徐々に詰めていくことになるでしょうが、コンディション的には年内というより競馬はおそらく来年になると思われます」(天栄担当者)

2012年11月27日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「先週末の24日にこちらへ移動してきました。天栄でも15−15は乗り込んできていますし、馬体には異常がありませんので、こちらでも週末には15−15を入れて帰厩態勢を整えていきます」(NFしがらき担当者)

2012年12月4日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は15−15も交えてしっかりと乗り込んでいます。明日の帰厩が決まりましたが、輸送の疲れもありませんし、特に問題なくいい状態で送り出せそうです」(NFしがらき担当者)5日に栗東トレセンへ帰厩する予定です。

2012年12月6日(キャロットHPより)
6日は軽めの調整を行いました。「水曜日、無事帰厩しました。天栄でしっかり15−15まで乗ってきてもらったということで、思ったより緩んだ感じはありません。どこを使うかは秋山とも相談したのですが、1400よりも1200mの方がいいとの話で、最終週の牝馬限定戦に向かうことにしました」(平田師)22日の阪神競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に秋山騎手で出走を予定しています。

2012年12月12日(キャロットHPより)
12日は栗東坂路で追い切りました(54秒5−40秒8−28秒0−14秒8)。「今朝は坂路で追い切っています。前半から促して行ったこともあって、最後はやや脚が上がってしまったような格好でしたが、3ハロン目まではかなりいい手応えで来ていたとのことですから、このひと追いで踏ん張れるようになってくれればと思います。来週もビシッとやって態勢を整えていきますが、15−15まではしっかり乗ってきてもらったこともあって、息遣いは悪くありませんし、動けるデキにはなってきていますよ」(平田師)22日の阪神競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に秋山騎手で出走を予定しています。

2012年12月19日(キャロットHPより)
19日は栗東坂路で追い切りました(58秒0−42秒2−27秒3−13秒9)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。相手には少し遅れましたが、元々坂路でそれほど時計が出るタイプではありませんし、終い重点で13秒台でまとめてくれれば、今日の馬場を考慮して十分だと思います。息遣いは先週よりずっと良くなっていますし、態勢は整ったな、という手応えは感じています。久々なのでそのあたりがどうかですが、この条件でどんな競馬ができるか期待をしています」(平田師)22日の阪神競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に秋山騎手で出走を予定しています。

2012年12月22日(キャロットHPより)
22日の阪神競馬ではまずまずのスタートから後方を追走。3コーナーから徐々にポジションを上げて、直線半ばでは前を射程圏に入れたが、そこからの伸びがなく13着。「馬は体に幅が出て良くなっていたのですが、道中ずっと力んで走っていたのが響きました。どこかで力が抜けるところがあれば、最後にもうひと伸びしてくれると思うのですが…。距離はこのぐらいでも十分対応できます」(秋山騎手)「大幅なプラス体重でしたが、これは減っていたのが戻ったもので、太くは見せませんでした。ただ、休み明けのせいかパドックからいつも以上に気負っていて、そのあたりが走りでの力みにつながってしまったようです。直線で追い出してから前に入られたところもありましたし、使って良くなってくれればと思っています。このあとは中京開催を中心にして次走を目指していくつもりです」(平田師)パドックから発汗が目立っていましたし、今日は休み明けで力みが出てしまったようです。使っての上積みはあるでしょうし、次走で改めて期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、問題ないようならこのまま次走に向けて調整していく予定です。

2012年12月25日(キャロットHPより)
「24日の朝、曳き運動の際に右前脚の歩様が乱れたためにチェックをしたところ、ずれていた蹄鉄を踏んだことが原因と分かりました。大きな問題はないと思いますが、痛みがあることは間違いないので、一度放牧に出させていただきます。できれば続けて使っていきたかったのですが、申し訳ありません」(平田師)26日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

2013年1月8日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「昨年末こちらに到着後、右前脚の状態を中心にチェックしてきましたが、歩様自体はすぐに戻りました。ただ、体調が落ちているのか皮膚炎が出ているので、もうしばらくは角馬場を中心にゆったりと動かして良化を促していきます」(NFしがらき担当者)

2013年1月15日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「皮膚炎の状態はほぼ治まって、周回コースと坂路を使って普通に乗り込むことができるようになりました。まだ体調自体が本物とは言えないでしょうし、焦ってペースを上げることはしませんが、元々レースを使うところまで行った馬ですし、緩めずに動かしていってあげたいと思っています」(NFしがらき担当者)

2013年1月22日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も周回コースと坂路でしっかりと乗り込んでいます。角馬場で時間をかけて体を解すようにしていますし、体調もだいぶ上向いてきているという感触はありますね。これならそろそろペースを上げていってもいいかもしれません。馬体重は521キロです」(NFしがらき担当者)

2013年1月29日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週末からは、坂路で終い15秒近くまで脚を伸ばしており、順調にペースを上げることができています。馬体も増えて良くなっていますし、順当に良化していますね。ここから15−15をコンスタントに乗って行けば移動のメドも立ってくるでしょう」(NFしがらき担当者)

2013年2月5日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「この中間はコンスタントに15−15を取り入れるようにしていますが、ペースを上げてきても特に気になるところはなく順調です。動きもやるごとにしっかりしてきましたし、状態は上向いてきていると言えますね」(NFしがらき担当者)

2013年2月12日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週に引き続き、コンスタントに15−15を乗りながら良化を促しています。じっくりと取り組んできていますが、ここにきて背が伸びたように見えますし、全体的にいい成長を遂げているように思います。このまましっかりと乗り込んで態勢を整えていきます」(NFしがらき担当者)

2013年2月19日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「この中間も15−15を織り交ぜつつ順調に乗り込んでいます。動きもしっかりしていますし、確実に良化していますよ。具体的な移動予定は立っていませんが、帰厩に向けての段取りをつけていく段階にありますので、さらにしっかりと乗り込んでいきます」(NFしがらき担当者)

2013年2月26日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週に引き続き、コンスタントに15−15を取り入れてしっかりと乗り込みを続けています。しっかりした動きを見せていますが、一度は体調が落ちていた馬ですし、これ以上は無理なペースアップをせず、じっくり動かしながら体を締めていきます。馬体重は526キロです」(NFしがらき担当者)

2013年3月5日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「この中間も順調に乗り込んでいます。コンスタントに15−15を交えながらだいぶ体調もアップしてきましたし、ここからは厩舎サイドと相談をしながら進めていきたいと思っています」(NFしがらき担当者)

2013年3月12日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週に引き続き順調に乗り込みを続けています。厩舎サイドとも移動時期について話をしながら調整していますので、そろそろもう少しペースを上げてもいいかもしれません。特に気になるところもなく順調ですよ」(NFしがらき担当者)

2013年3月19日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「この中間もコンスタントに15−15を乗って順調に調整できています。厩舎サイドとはそろそろ移動態勢を整えようという話をしていますので、適宜終い13秒ぐらいのところも取り入れて進めていきます」(NFしがらき担当者)

2013年3月27日(キャロットHPより)
27日に栗東トレセンへ帰厩しました。移動までは周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整と週1回は15−15を行っていました。「先週末には坂路で終い13秒ぐらいのところも取り入れ、順調にピッチを上げてきました。体もひと回り大きくなってだいぶパンとしてきたなという印象です。本日の帰厩となりましたが、スムーズにトレセンの調教に移行できると思います。馬体重は532キロです」(NFしがらき担当者)

2013年3月28日(キャロットHPより)
28日は軽めの調整を行いました。「水曜日、無事帰厩しました。今朝は坂路を軽めのキャンターで上がりました。放牧先でけっこうしっかりと乗り込んでもらってきて、15−15も本数をこなしてきたので、馬体自体には緩んだ感じはありませんね。週末からちょっと時計を出してみて、息遣いなどを確認してから番組を検討します」(平田師)

2013年4月4日(キャロットHPより)
3日、4日は軽めの調整を行いました。「水曜日、調教の際に少し歩様が乱れたので蹄をチェックしたところ、右前脚蹄の内側に釘傷があるのが分かりました。前回も同じ部分を負傷しているので、ちょっと弱くなっているのかもしれません。湿布を貼り、痛み止めを投与して様子を見ていますが、今が痛みのピークのようです。血液検査も行いましたが、幸い感染症などは起こしていませんので、痛みさえ取れれば問題ありませんから、このまま厩舎で様子を見ていきます」(平田師)

2013年4月10日(キャロットHPより)
10日は軽めの調整を行いました。「右前脚蹄底の釘傷ですが、2か所あって週末までは痛みが取れていなかったのですが、今はだいぶ良くなっています。まだ1か所穴が開いている状況で、押さえると液が出ていますが、痛み自体は取れていますし、接着装蹄をすることでかなり楽になりました。明日から乗り運動を開始して順調に回復するようなら週末から調教を再開します。ご心配をおかけして申し訳ありません」(平田師)

2013年4月17日(キャロットHPより)
17日は軽めの調整を行いました。「右前脚の状態ですが、先週木曜から運動を開始して、週末にPコースに入れたのですが、その際再度脚元を気にする歩様を見せてしまいました。診療所で見てもらったところ、まだ中の膿が出切っていないため、もうしばらく乗るのは控えるようにとのことです。大変申し訳ありませんが、一度放牧に出させていただいてしっかりと患部の状態を見ていきたいと思います」(平田師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

2013年4月23日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「こちらに到着後、脚元の状態を確認して、負担のかからないようにトレッドミルで軽く動かしています。まだ少し痛みもあるようなので、もうしばらくは今の調整で患部の経過を見ていきます」(NFしがらき担当者)

2013年4月30日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「脚元がだいぶ落ち着いてきたので、今週から試しに周回コースで軽く乗り出しました。今のところは乗った後も痛みは出ていませんし、ケアを続けて経過を観察しながら進めていきます。馬体重は525キロです」(NFしがらき担当者)

2013年5月7日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き、周回コースを中心にゆったりと乗り込みを続けています。継続して乗れているように痛みもなく、大きな問題はないのですが、まだ蹄の裏には少し傷が残っていますので、そこのケアはしっかりと行っていきます」(NFしがらき担当者)

2013年5月14日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は、15−15に近いところも時折入れてみていますが、特に問題はありません。馬体は言うことのないぐらいいい張りになってきましたし、あとは蹄の裏だけ注意して見ていきます」(NFしがらき担当者)

2013年5月21日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き、15−15に近いところも取り入れながらじっくりと乗り込みを続けています。ペースを上げても蹄の状態は安定していますし、馬体も見た目に締まってきていい雰囲気ですよ。このままコンスタントに15−15を続けていければ態勢も整いそうです」(NFしがらき担当者)

2013年5月28日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も、15−15に近いところを取り入れながら順調に乗り込んでいます。ここまで乗り込んでも蹄は安定していますし、しっかりと終いを伸ばすことができています。少し馬体には余裕がある状態なので、そのあたりを考慮して、負荷を強めていきたいと思います。馬体重は535キロです」(NFしがらき担当者)

2013年5月31日(キャロットHPより)
GT馬をはじめ多くの所属馬を抱える平田修厩舎の状況を考えますと、現状では本馬のスムーズな入退厩が難しく、十分な出走機会が得られない可能性があります。そこで、心機一転して美浦トレセンの栗田徹厩舎へ転厩をさせていただき、よりいい形、いいタイミングでの入退厩および出走を目指した調整を行ってまいりたいと考えております。

2013年6月4日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き、15−15程度のところも織り交ぜながら順調に乗り込んでいます。徐々に馬体も締まってきましたが、もう少しピリッとしてきてもいいでしょう。転厩先の栗田徹調教師と相談しながら進めていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

2013年6月11日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も15−15に近いところをコンスタントに取り入れて順調に乗り込んでいます。だいぶ体もできてきましたし、トレセンの調教にスムーズに移行できる状態まで態勢は整ってきたと言えますね。そう遠くなく移動の話も出そうですから、そのつもりでしっかりと進めていきます」(NFしがらき担当者)

2013年6月19日(キャロットHPより)
19日は美浦坂路で追い切りました(54秒8−39秒8−26秒0−12秒8)。「先週末に帰厩させていただき様子を見ながらじわじわと進め出しています。手元で調整させていただくのはもちろん今回が初めてなのでまずは馬の特徴を把握するように接しているのですが、蹄のほうが問題なさそうですよ。気になる点はというとちょっと背中、腰、トモの弱さがあるところですね。その分もあってか走りもややワンペースに見受けられます。気持ちの面もありますし、そのあたりを少しでも柔軟にしていければ理想的と思っています。今朝は坂路にて2頭併せでの時計を出しました。最初ということもあって平均的に動かすような感じでしたが、最初としては悪くありませんかね。体は休み明けのわりにスッキリしているので心身のバランスも考えながら調教を重ねていきたいと思っています」(栗田徹師)

2013年6月27日(キャロットHPより)
26日は美浦坂路で追い切りました(53秒5−38秒8−25秒4−12秒4)。27日は軽めの調整を行いました。「少しずつじわじわと攻めるようにしていますが、脚元等に心配が出て来るようなことはありませんし、以前との比較はつきませんがわりと順調に来ているような気がします。水曜日は坂路で追い切りを行いましたが、パートナーはいたものの、その馬とのリズムを重視するというよりは自分のリズムの中で適度に動かすようなイメージでした。前半からじわじわ進み、最後は相手が来ても慌てないように気を付けながら伸ばして12秒4。動き自体は悪くなかったですね。ただ、ギアが替わり切れないような印象は相変わらずでレースでもややワンペースな走りになりそうかなというイメージはありますね。芝でビュッと来るというより長くいい脚を使わせた方が良さそうに思えますから、ダートを本線に考えたいと思っています。福島は極端な条件しかありませんから悩むところですが、ダート1700m戦でどういった対応をするかを見ることを本線として考えていきたいですね」(栗田徹師)今のところ7月6日の福島競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1700m)に出走を予定しています。

2013年7月4日(キャロットHPより)
3日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒7−53秒6−38秒9−14秒2)。4日は軽めの調整を行いました。「今までは坂路を中心に動かしてきましたが、今回は実戦を想定してコースでの調教を課してみることにしました。3頭併せでオードゥルルドは自分のペースを守るように先行して最後に粘りを見せられるかと思って動かしたところ、前半のリズムは悪くなかったものの、追い出してからもなかなかギアが上がらず少し遅れを取る形となりました。これまで中身を造るようにじっくり乗ってきたのですが、息づかいももうひとつで、走りもなかなか大きく変わってこないのが正直なところなんです。できるだけマイナスなイメージを持たないようにと思って取り組んでいますが、今週の動きからするといきなり走れるかというと何とも言えません。せっかく預けていただいた馬なので少しでもいいと思える状態でレースへ向かいたいという気持ちもありますから、追い切り翌日の今日までよく見つつ考えていたのですが、もう少し乗り込んだうえで競馬へ向かえればと思いますので、予定していた今週の競馬は見送って来週以降のレースを考えさせてください」(栗田徹師)予定していた6日の福島競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1700m)への出走は見送ることになりました。来週以降のレースを目標に調整していきます。

2013年7月11日(キャロットHPより)
10日は美浦坂路で追い切りました(51秒2−37秒7−24秒4−12秒0)。11日は軽めの調整を行いました。「先週は追い切りの動きがひと息だったために競馬へ強行せずもう少し乗り込んで良化を促したいと思って見送らせていただきました。今週改めてという気持ちで形も少し変えてみたんです。2歳馬が相手だったということもありますが、だいぶ後ろから追いかけて終いを伸ばすような形に持っていったところまずまず。身のこなしも悪くなければこれまでややひと息だった息遣いにも良化が見られるものでした。先週がなんだったのだろうと思えるほどだったのですが、いい印象を持てたのは幸いです。今週は牝馬限定戦がありませんけれど、土日2鞍ありますし、分散するでしょうから今週行くことにしました。あくまでも手元での感触を大事にと思いながら取り組んできたので稽古のイメージがベースにはなりますが、競馬でまた違った面を見せてくれればと思っていますし、今後につながるような走りを期待しています」(栗田徹師)13日の福島競馬(3歳上500万下・ダ1700m)に田辺騎手で出走いたします。

2013年7月13日(キャロットHPより)
13日の福島競馬では先団で流れに乗っていたが勝負どころ以降で手応えがあやしくなっていき伸びが見られず11着。「前回1200mを使ってたくらいだから1700mで形はつけやすかったですが、序盤は燃えていて途中で燃え尽きたような感じでした。行けるようならば行かせることも考えていましたが、ゲートの中でガタガタしがちだし、走りもやや偏った感じ。前さばきにぎこちなさがあって後ろが弱いから苦しさもあります。1700mがいいか1200mがいいか、明確なことは言いにくいですが、少し時計がかかるところであったりと恵まれるような条件が欲しいところもありますね。休み明けで気の良くないところも見せているような感じですから、使いつつ変わってきてほしいです」(田辺騎手)「輸送もあったのか美浦へ来たときが寂しく写るくらいでしたので、いい筋肉を少しでもつけてレースへ送り出せればと考えていました。蓋をあけたらふた桁増の馬体重ですが、もっといいものにできるのではないかという感触も持っていました。ただ、最初に心配していたときよりはいい状態で送り出せました。レースの進め方はある程度ジョッキーに託していましたが、ゲートで少し捌きを硬くしてみたり、ほかでもややぎこちない歩様をしてみたりと気難しいところを見せていました。また、レースの最中はかかるわけじゃないけどグーと燃えてみて、最後は止めるような感じになっていました。悩ましいのが正直な感想ではありますが、順調に使えていなかった分、気持ちもまとまりきれていないところがあるんだと思うんです。このあとの調整過程はあくまでも馬との相談によるのですが、適度に使いつつプラスに変えていければと考えています」(栗田徹師)心機一転で臨んだ復帰戦。心配されていた馬体、蹄の状態はしっかりケアされていたことを表すかのように問題なく順調にここまで来ることができました。レースは前半の行きっぷりが上々だったものの、消耗してしまったのか最後は踏ん張ることができませんでした。力の出し方などがまだしっかりしきれていない印象を受けるのですが、ブランクもありましたし、適度に使いながら変わり身を引き出していければと考えています。状態次第では放牧という選択肢も出てきますが、使いつついい部分を引き出していきたいところです。

2013年7月19日(キャロットHPより)
17日、18日、19日は軽めの調整を行いました。「直前の追い切りの動きが悪くなかったのでいいところを見せてくれないかという期待も持って臨んだのですが、申し訳ありませんでした。あまり決めつけることはしたくありませんが、普段の様子やレース当日の素振りなどを見ているとある意味繊細な一面を持っているのでしょう。ただ、それも競馬の経験がだいぶ遠ざかっていて、慣れもなかったことによるかもしれませんから、経験を養いつつ競馬へフィットさせていければと思っています。レース後の様子を見ているところで、木曜日から乗り出しましたが大きな問題はなさそう。それならばそう間を空けずに続けて使えれば理想的ですよね。そうなるといちばんいいのは函館のような気もしますから、状況や様子を見たうえで臨機応変に対応していきます。ちょっとカリカリしてくるようならば短期でもガス抜きしたうえで次という形を取りたいと思っています」(栗田徹師)

2013年7月24日(キャロットHPより)
24日に函館競馬場へ移動しました。「先週一週間の様子を見ていたところ肉体的な反動はそこまで目立っていなかったのですが、ちょっと精神的な疲れがあるのかイライラした様子が目立ってくるようになっていたんです。ブランクからか競馬慣れし切れていない部分もこういったところに出ているのかもしれませんね。できることならばこのままもう一回続けて使うことでのプラスアルファを求めたかったので出走を考えやすいということもありますが、滞在効果を期待できる函館へ連れてくることにしました。馬房は何とか調整できましたので昨日の遅くに美浦を出発して今朝函館へ移動させています。まずは長距離輸送の疲労が心身に出てこないかをより確認していきます。もしさらに苦しいようならば方向転換せざるを得なくなるかもしれませんが、このまま落ち着くようならばじんわり動かしていって最短で来週あたりの競馬を考えられればと思っています」(栗田徹師)

2013年7月31日(キャロットHPより)
31日は函館Wコースで追い切りました(69秒0−54秒2−41秒2−14秒2)。「テンション面が少し気になるタイプの馬なので早めに函館へ入れて馴染ませるようにしながら調整を進めていました。前走後馬房の中でもちょっとうるさい仕草を見せていたので、その点も注意しながら接するようにしているのですが、環境に馴染んできたのか函館へ移ってから今週に入ってはそういう素振りは目立たなくなってきているようです。それで今週の競馬を目指すために今朝追い切りを敢行しました。長めからスタートして全体的に程よく負荷をかけられるようなイメージで動かしたのですが、リズムは悪くないものの、終いが少し甘くはなってしまいました。そのあたりは美浦でも感じられた部分ではあるのである程度は仕方ありませんが、その点を少しでもカバーするような競馬ができれば理想的と思っています。前走はダートの1700mで少し苦しさもありました。そうは言っても久々というのがいちばん大きかったと思うのですが、少し条件を替えることも試してみようと思い、芝の1200mをメインに考えています。除外などで出走が難しいようならば考え直す可能性もありますが、芝の1200mならば松田大作ジョッキーを確保できていますのでこのコンビで向かいたいと思っています」(栗田徹師)8月4日の函館競馬(3歳上500万下・芝1200m)に松田騎手で出走を予定しています。

2013年8月4日(キャロットHPより)
4日の函館競馬ではスタートで後手を踏み後方の内々を回る。差をつめたかったが追われてからの伸びがひと息で13着。「スタートはちょっとチャカついてしまって悪いタイミングでスタートを切らされてしまいました。道中はハミに対するアクションも悪くなく溜まっているような、追い出すと脚を使ってくれそうな手応えはあったんです。ただ、いざ追い出すとバラバラになるような体を反るような格好になってしまい脚を使うことはありませんでした。トモなどがしっかりしてくればまたいくらか違うと思うのですが、思うような競馬ができなくて申し訳ありません」(松田騎手)「1週前に連れてきて精神面で滞在効果を期待して臨みました。馬の状態は悪くなかったと思いますし、芝にトライしてみて変わり身を引き出せればと思っていましたが、スタートで後手を踏んでしまいました。元々チャカチャカしがちなところはあるのですが、それがゲート内で出てしまった印象です。道中はジョッキーの話からも悪くなかったと思えたのですが追われて頼るところがなくなるとモタれてみたり、馬に寄っていったりと苦しい部分が見られました。気持ちの面もそうですが、肉体的にも適度に使っていくことで少しでもしっかりさせてあげられればと思います。続けて使った分のケアもしてあげたいので、このあとは一度放牧に出して調整してからまた次を考えていきます」(栗田徹師)続けて使うことと滞在効果を期待して臨んだ今回でした。条件も変えてみましたが、悪くはなかったものの距離が短い分、前回より道中は悪くなかったものの追ってからがもうひとつでした。このあとは一度ケアのために放牧へ出す予定ですが、使いつつ少しずつでも変えていければと考えています。

2013年8月8日(キャロットHPより)
8日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週はうまく行かずに申し訳ありませんでした。下見所などでの歩きなどはまだまだ幼さというか気持ちの面で集中し切れていない印象もあるのでしょうが、復帰初戦よりは悪くなかったと思います。また、レースでの走りも条件云々もあるかもしれませんが、前回よりも悪くなかった印象もありました。なかなか大きく変わってこないのが悩ましいわけですが、少しずつでも変えていけるようにしていきたいです。レース後の様子はというと脚元などに大きな問題はありませんでしたが、精神的なケアはしてあげたい状態なので、ここでいったんひと息入れることにします。秋競馬に移行していくことになりますし、北海道ではなくて天栄のほうへ放牧に出させていただきました」(栗田徹師)

2013年8月13日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行っています。「先週半ばに函館競馬場からこちらへ帰ってきました。さすがに疲れもあるようですし、心身の疲労をケアするようにまずはゆったりとしたメニューにしています。トレッドミルで体を動かす内容にしていますので、疲れが取れてきたタイミングを見計らいながら徐々に乗ることも考えていきたいですね」(天栄担当者)

2013年8月20日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行っています。「引き続きトレッドミル中心の調整を行い、疲労回復に充てています。どこか特に気になるかと言われれば右肩、左腰なのですが、局所的に不安が出ているというレベルのものではありません。ここ数戦いいパフォーマンスができていない現状なので、不安に思えるところを少しでも良くして秋競馬を考えていけるようにしたいですね」(天栄担当者)

2013年8月27日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を取り入れています。「ここまでは馬体に見られる疲労を取ることに重きを置いて調整してきましたが少しずつ緩和して良化が見られるようになっていますので、騎乗調教のほうも少しずつ行っています。今週から坂路にも入り出したところですし、少しずつ進めていければと考えていますよ」(天栄担当者)

2013年9月3日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を取り入れています。「継続して乗り込んできていますが体調自体は大きく変わりありませんよ。ただし、前捌きの硬さはちょっと気になりますね。その点は美浦でも見られたようですし、乗り込みながら少しでも緩和していければ理想的だと思っています」(天栄担当者)

2013年9月10日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15〜16秒のキャンター調整を取り入れています。「ここ最近は少し硬さが見られたため強めのキャンターは行わず様子を見ていましたが、今週はその硬さもいくらか緩和されたので次のステップへ移行してみようということで時に15−15くらいのキャンターも取り入れ始めましたよ。このあともコンディションの変化を見ながら調教メニューも柔軟に判断していきます」(天栄担当者)

2013年9月17日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15〜16秒のキャンター調整を取り入れています。「トレッドミルだけでなく周回コースや坂路を用いて乗り進めているところですが、現在は硬さがぶり返して出てくるようなこともなく順調だと思います。まだ心もとない状態には映りますが、少しずつでも前へと進められていることには変わりないのでこの調子で良化を促していきたいですね。おそらく福島開催くらいが目標になるかなと思いますが、決めつけすぎないで馬に合わせて改めて考えていければと思っています」(天栄担当者)

2013年9月24日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「当初は福島開催くらいを目標に調整をしていたのですが、一時見せていた硬さもだいぶ緩和されてきて順調に来ていました、そのことから予定を前倒ししてもいいかなと思えるようになってきました。先週金曜日に栗田調教師が来場して馬を見ていかれたのでその旨を話したところ、都合がつけば今週、最短で明日の帰厩となる予定ですよ。馬体重は506キロです」(天栄担当者)

2013年9月25日(キャロットHPより)
25日に美浦トレセンへ帰厩しました。「先週天栄へ行って見てきましたが、比較的順調に調整されていました。当初は福島開催くらいの競馬になるかなという話になっていたのですが、思ったより順調に来ていたこと、そして新潟開催あたりももしかしたら考えていけるようになるかもということでしたので、このタイミングで帰厩させていただくことにしました。まずは明日から様子を見つつ動かしていって、徐々に速いところへ移行し、具体的な目標を少しずつ決めていければと思っています」(栗田徹師)

2013年10月2日(キャロットHPより)
2日は美浦南Pコースで追い切りました(68秒0−52秒6−38秒3−13秒1)。「天栄での調整が思っていたよりもスムーズだったために早めにトレセンに戻すことができましたし、先週末はウッドチップコースでさっそく時計を出しました。今朝は雨で馬場がかなり悪くなっていたのでポリトラックコースで時計を出しましたが、2歳馬を追いかけて内側に並びかける内容です。古馬ながらまだ相手やハミを頼ろうとする面があるのは変わず見せますが、それでも動きは悪くなかったですし、この調子で少しずつ本数を重ねていきたいですね。まだどこを狙うかは決めていませんが、新潟開催中には出走できるように調整を進めていく予定です」(栗田徹師)

2013年10月9日(キャロットHPより)
9日は美浦南Wコースで追い切りました(85秒1−68秒6−54秒3−39秒4−13秒4)。「先週は馬場コンディションも加味してポリトラックでの追い切りを課しましたが、今朝はウッドチップコースにて追い切っています。2歳馬とペアを組んで体を並べるように終いを伸ばすようにしたのですが、いくらか遅れは取ったもののこの馬なりには動けていますし、過程としては悪くないのではないかと思います。ただ、まだ偏りがあったり、頼ってみたりと心もとない面はありますから、そのあたりが少しでもまとまってきてくれるとより良いですね。態勢としては来週くらいには整うかなという気もしていますがもちろん来週の状況次第になります。来週ならば若手の1400m戦を考えていますがジョッキーをまだ正式に確保しきれていない段階なので、もしかしたら厳しいかもしれません。そうなるとほかの鞍へも特別登録をさせていただき、複数の中で検討させていただくことになるかもしれませんがよろしくお願いいたします」(栗田徹師)他のレースへの特別登録を行う可能性もありますが、今のところ19日の新潟競馬(3歳上500万下・若手騎手限定・芝1400m)に出走を予定しています。

2013年10月17日(キャロットHPより)
16日は美浦南Dコースで追い切りました(66秒2−50秒2−37秒6−12秒4)。17日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬を目標に調整をしていましたので、追い切りは全休日明けではありましたが水曜日にダートコースで行うようにしました。限られた条件下の追い切りではあったのですが、それでもうまく対応はしてくれたんです。しかし、欲を言うと動きがもうひとつ。良くも悪くも変わりないという感じで、抱いていたイメージよりは物足りないかなと思えるものだったんです。それでも若手騎手限定戦という条件が魅力的だったので前向きに考えていたのですが、残念ながら特殊な条件のためにジョッキーの確保が難しく投票ができませんでした。念のためにと特別登録もさせていただいていたのですが、今週の感触から特別というのはちょっと荷が重いように感じました。動きが良ければそれでも良かったのですが、少しでもいい形で競馬へ送り出してあげたいという気持ちがあるので、予定が変わって申し訳ありませんがスライドしたいと思います。来週の動き次第ではありますが、1000m直線やほかにもいくつかありますので、来週となればどのレースがベターかよく考えて判断していければと思っています」(栗田徹師)今週の競馬は見送ることになりました。今のところ来週以降のレースを目指す予定です。

2013年10月23日(キャロットHPより)
23日は美浦南Pコースで追い切りました(67秒9−52秒5−38秒6−12秒7)。「先週はもうひとつかなと感じてしまったため今週に延ばさせていただきました。週末も適度に動かして今週に備え今朝追い切っています。ポリトラックコースで2頭併せを行い、オードゥルルドが外。体を併せて進めて終いを伸ばすようにしましたが動きはまずまずでしたね。予定を延ばした分だけ乗り込めましたし、先週よりはいくらかいいように思いますから今週の競馬へ向かおうと思っています。今週だといくつかのレースの選択肢がありましたが、ややワンペースなところもあるから少し忙しいとは思いますが直線1000mという特殊な条件を試してみたいと思います。今人気でなかなか抑えることが難しい横山和生を確保できましたし、今のところは今週の1000m戦へ向かうつもりで考えています」(栗田徹師)26日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1000m)に横山和騎手で出走を予定しています。

2013年10月26日(キャロットHPより)
26日の新潟競馬ではじわっと進めて後方から。間を縫いながら終いは伸びていたが窮屈になったこともあり8着。「ちょっと気難しいところがあるようですが、今日跨がった印象ではそこまで気にならなかったですよ。直線1000mという条件も悪くないですね。極端に速い流れになったら話はまた別かもしれませんが、軽く持つこともできましたし、伸びそうな気配はありました。ただ、いくらか狭くなりかけていたので、馬もやや走りづらそうにしていたし、危険もあったので僕も無理矢理には突っ込めませんでした。そう考えるとまだ差を詰めることができたかもしれません。申し訳ありません」(横山和騎手)「調教の感じは悪くなかったですし、これまでと違った条件で変わり身を引き出したいと思って送り出しました。ちょっと気を使ったところはあったのかもしれませんが、これまでよりは終いにかけて伸びようとしているように見えました。もちろん結果を考えたら満足してはいけませんが、引き続き何とか内容、着順といいものにしていきたいと思います。今日は東京に臨場しているので馬を直接確認してからになりますが、状態次第では心身のリフレッシュを図らせていただくかもしれません」(栗田徹師)予定を延ばしてしっかり乗り込み出走を決めた今回。条件も変えてみてワンペースな部分を補えないかトライしてみました。実際の着順はもうひとつだったものの、ここ数戦のなかではいい競馬ができていたように徐々に良さを見出だせるようになってきているのかもしれません。場合によっては放牧に出すことも考えていますが、次走はいい結果に近づいてほしいと思います。

2013年10月30日(キャロットHPより)
30日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は内容自体は悪くなかったと思いますが、やはりあの結果で満足はできませんからね。もうひと押しふた押しが必要なのは確かですし、何とかしたいところです。気難しい面もあるのでそのあたりが競馬慣れしてくれると一番いいんですけれどね。現在はレース後の状態を見極めているところです。脚元などには問題がないものの、体を見るとちょっと寂しく映るんです。それだけ走っているということなのでしょう。できれば続けて使いたいという気持ちも持っているのですが、テンション面、そして体の戻り具合を見てそのまま行けるか短期間でも放牧を挟ませていただくか判断したいと思っています」(栗田徹師)

2013年11月7日(キャロットHPより)
6日は軽めの調整を行いました。7日は美浦坂路で追い切りました(56秒6−40秒7−26秒0−12秒5)。「前走後の状態を見極めるようにしていましたが、幸いいくらか寂しいかなと思えた体も良化傾向にありましたし、変にイレ込むようなことはなかったのでそのまま在厩で調整を進めています。ただ、優先出走権がない中ですので、出馬状況次第ですぐに対応できるように調整はしていかなければいけないと思っています。水曜日に出た想定を見て濃い調教の内容を決めようと考えていたため昨日まではじっくり動かすことにしていましたが、想定上ではちょっと厳しいかなという状況でした。来週のほうがまだ可能性は生まれそうでしたし、場合によっては中京までスライドすることも考えながらと思い、今朝の調教は無理のない程度にさらっと動かすようにしています。いくらか右前脚の捌きの硬さが気になってきたので今朝は坂路に入れていますが、上がり自体は変わりありません。引き続きその硬さと体、そしてメンタル面の変化に注意しながら最短で来週かそれ以降のレースへ向かっていけるように調整していきたいと思います」(栗田徹師)

2013年11月13日(キャロットHPより)
13日は美浦坂路で追い切りました(52秒9−39秒3−26秒1−13秒5)。「捌きの硬さに気を付けながら調整をしていますが、今のところ大きな変化は見られない中でここまで来ることができているように思います。深管から腕、首と疲れが溜まりやすい傾向があるため硬くなりがちなのですが、ポイントを把握できているので入念にケアしながら進めていけています。場合によっては名古屋までズレることも頭には入れていますが、先週の出馬状況から今週の競馬へ向かえる可能性があるのではないかと踏んで、今週競馬へ向かえるように調整をしています。追い切りは先週と同様に坂路にして全体的に動かすものでしたね。時計がかかりやすいなか悪くない時計でまとめていたし、走りなどを見ていてもこの馬なりには動けていたように思うんです。いくらかいいかなと思えますし、可能ならばこのまま向かいたいですね。芝の1200m戦がメインで、おそらく牝馬限定戦は固まることでしょう。もちろん決めつけないでいろいろ探りつつ、万が一ダメそうならば違うレースなのか翌週以降に切り替えるか考えていきたいと思っています」(栗田徹師)今のところ16日の福島競馬(3歳上500万下・芝1200m)に出走を予定しています。

2013年11月14日(キャロットHPより)
「芝の状況を見ていましたがやはり牝馬限定戦は多く、一般戦だったら可能性がありそうだったためそのつもりで一度投票していたのですが、締切30分前の時点ですでに除外対象となってしまいました。そのまま中京まで待つプランも考えたのですが、芝の短い距離の鞍数が少なめで今週の状況から考えると厳しい状況になってきました。使えずに放牧に出して、出走間隔を稼ごうと思ってもすぐの出走がかなうか微妙なところでしたので、短い距離という条件をいちばんに捉えてダートの1150m戦へ入れることにしたんです。ただ、ここは抽選となったものの結果除外。申し訳ありません。コンディション面は何とか保てると思いますからこのまま中京開幕週を目指す方向で調整していきます。もちろん、それまでに思惑とは異なる状態の変化を見せたり、レースの状況次第では目標を変更して対応するかもしれません」(栗田徹師)予定を変更して16日の福島競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1150m)に出馬投票を行いましたが、残念ながら非当選除外となりました。今後の状況によって変更となる可能性もありますが、今のところは中京開催を目指して調整を行っていく考えを持っています。

2013年11月20日(キャロットHPより)
20日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒6−53秒1−38秒5−13秒7)。「先週は残念ながら除外となってしまいましたが、その後の状態はいい意味で変わりなく来ていますし、来週から始まる中京開催を目標に調整を進めています。脚元で気になるところはないですし、乗り運動の中で気持ちも見せてくれていますから、状態は悪くないと思いますよ。ちょっと体に余裕があるように感じるので今日は坂路ではなく、コースで長めに動かしていますが、この馬なりに動けていたと思いますよ。競馬へ向かうにあたって希望は短めの芝になりますから登録はさせてもらうかもしれませんが、やはり権利がないため状況次第にはなってしまいます。それを考えても選択肢はひとつに絞らず、ダートも考えています。レースが確定できないので流動的にはなってしまいますが、前回の新潟の競馬で少し変化を見せてくれましたから、それよりもいい内容、結果に近づけるようにしていきたいですね」(栗田徹師)来週以降の中京開催での出走を目標にしています。

2013年11月28日(キャロットHPより)
27日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒3−39秒8−13秒1)。28日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬を想定して土日どちらになってもいいように水曜日の追い切りを行うことにしました。予定を2週スライドしているくらいですし、先週それなりにしっかりやったので今回はビッシリ速いところを言うより長めから伸ばしてコンディションを整えるようなイメージで動かしました。先行していたのでほかの馬がめがけてくる分、脚色としてはやや見劣るかもしれませんが、感触としては悪くはありませんね。走りとしては芝もダートも大きくは変わらないと思いますが、前走が悪くない競馬だったのでその流れで芝をと考えていたものの、登録段階や想定を見ていても芝は確実に使えるとは言えない状況だったため、ダート戦へ向かうことにしました。結果的に1200m戦の牝馬限定戦に出走できそうでしたので、勝浦ジョッキーとのコンビで向かいます。この後のことを考えてもここでいい競馬を何とかしてほしいと思っています」(栗田徹師)12月1日の中京競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に勝浦騎手で出走いたします。

2013年12月1日(キャロットHPより)
1日の中京競馬ではスタートで後手を踏んで最後方からの競馬。直線に向いて外から追い上げを図ると一歩ずつ差を詰める伸びを見せて5着。「終いを伸ばすことも頭にはあったのですが、決めつけていたわけではありませんでした。ただ、スタートがひと息で自ずと後ろからになってしまいました。前が残りやすくなると厳しいですが腹を括って直線勝負にかけたところ、外からグイグイと伸びてくれましたね。芝との比較はしづらいですが、走りが良かったのでダートで問題ないと思います」(勝浦騎手)「いろいろと試行錯誤しながらの調整、レース選択をしているつもりですが、今日は今までの中で一番と言ってもいいくらいの終いの伸びを見せてくれましたね。稽古の動きも少しずつではあるのですが動けるようになってきているんです。そして、前走も芝でしたが少しだけ片鱗を見せてくれていたような走りでしたから、それが少しずつ開花しつつあるのでしょうか。正直つかみどころが難しいタイプなのですが、何とかさらに良くしていきたいところです。権利を獲ったのでできればこのまま行きたいと考えていますが、除外で出走が長引いたこともありますし、精神面、肉体面ともにレース後の状態をよく見てから判断していきたいと思います」(栗田徹師)登録状況等を考慮してダート戦へまわり、今回のレースへ向かったわけですが、流れには乗り切れなかったものの終いの走りは転厩してきてから一番と言っていいほどだったのではないでしょうか。今後については体調面次第になるため場合によっては放牧を挟むこともあり得ますが、次走でさらにいいパフォーマンスを見せてくれることに期待したいと思います。

2013年12月4日(キャロットHPより)
4日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は改めて見てもちょっといいところを発揮してくれたので、ホッとしました。極端な形が良かったのかもしれませんが、時々見せるモタれる格好もそこまでなかったので終いにしっかり伸びてくれたのかもしれません。このあとをどうするかは正直悩んでいるのですが、優先出走権を獲りましたし、できることならば続戦するのが理想ではありますよね。ただし、除外で出走が2週延びたことは紛れもない事実なので、もう少々しっかり馬を見ていって大丈夫と思えればこのまま行くという判断をさせていただければと思います」(栗田徹師)

2013年12月11日(キャロットHPより)
11日は美浦坂路で追い切りました(54秒0−39秒5−25秒7−13秒0)。「前走後の状態をよく確認しながら動かしていますが思った以上にへこたれていなくて、徐々にしっかりしてきているのかなという印象を受けます。馬にとってはちょっと厳しいでしょうが、乗り越えてくれそうですしこのまま競馬へ向かえるように調整をしています。先週の段階で基本線は中山と思っていましたが、いちおう今週の中京というプランも捨てないでおいて両にらみをしていました。それで今朝いちおう時計を出しておいて今週となっても対応できるようにしたんです。坂路で2頭併せの追い切りでしたが、時計がかかりやすい馬場でも最後までしっかり動けていましたし、良かったですよ。あとはメンバーなのですが、水曜日の想定段階だとちょっと狙ってきている馬が多いように感じましたのですごく魅力的という状況には映りませんでした。いちおう明日まで様子を見ますが、今日夕方時点では来週の中山にしようかなと考えています」(栗田徹師)21日か23日の中山競馬(3歳上500万下・ダ1200m)に出走を予定しています。

2013年12月19日(キャロットHPより)
18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦坂路で追い切りました(52秒8ー38秒7ー25秒5ー12秒9)。「今朝は坂路で併せて追い切りましたが、馬なりながらもまずまずの時計ですし、動き自体も悪くなかったですよ。前走の内容、結果に進展が見られましたが、馬の雰囲気はいい意味で変わりありませんし、さらにいい結果を出したいところですね。今のところ月曜の番組に使う予定ですが、同じジョッキーで競馬に向かえるのはプラスですからね。競馬当日までしっかりとケアを行って、少しでもいい状態で戦えるようにしていきます」(栗田徹師)23日の中山競馬(3歳上500万下・ダ1200m)に勝浦騎手で出走いたします。

2013年12月23日(キャロットHPより)
23日の中山競馬ではスタート後に行き脚がつかず後方からに。勝負どころから徐々に進出して終いにいい脚を使うも3着まで。「ゲート裏で歩いてるときはキョロキョロして集中していないですし、ゲートで待たされたこともあり中ではなかなかジッとしてくれませんでした。そういった感じでしたから出は良くなかったのですが、前走のイメージで前半は無理をしませんでした。道中のリズム、勝負どころの手応えと悪くなかったですし、直線は終いまでいい脚を使ってくれました。具合が良かったことが一番だと思いますが、前走、今日といい形がつくれましたね。勝ち切れず悔しさもありますが、こういった走りを続けていければチャンスはあるはずです」(勝浦騎手)「中間の調教の動き、馬体の張りなどから具合が良さそうだなと感じていたのですが、普段は大人しいのに競馬場に着いたら適度に気合いが乗っていましたし、返し馬を見てもいいなと思えるくらいでした。ゲートは出ませんでしたが、終いにかけては目立つ脚を使ってくれましたし、ダートの短距離で前回、今回と格好をつけてくれ、今日は時計も良かったですからね。成績は上向いていますからもちろん次はさらにと考えていますが、こういう時だからこそ冷静に、しっかり状態を見ながら対応していきたいですね」(栗田徹師)勝ち切るまでにはいたりませんでしたが、前走から引き続き終い勝負に徹してしっかり脚を使ってくれました。少しずつ安定して走れるようになっていますし、次はさらにいい着順を期待したいところです。この後は状態をしっかり確認してからどうするか考えていきます。

2014年1月3日(キャロットHPより)
3日は軽めの調整を行いました。「前走の内容を見ていても右左の極端な得手不得手はなかったように思いますし、段々と充実期に入ってきていたのでしょうね。ここ最近は稽古の雰囲気も悪くなかったですし、競馬にもつながってきた印象です。除外になった後でもあのように頑張っていい競馬をしてくれるわけですし、あとは体調管理をしっかりしながら競馬へ向かいたいと思っています。レース後の状態はというとちょっとトモ脚に傷腫れをつくってしまって今もいくらか不安定な状態にあります。いちおう来週の牝馬限定戦を目標にしていますが、この中間は無理のないように動かす程度に終始しています。使ってきている馬なので強い調教はそこまで必要ないでしょうから週明けか直前に整えるようにサッと動かせば大丈夫だと思いますが、あくまでもコンディション次第で最終的な判断をくだしたいと思っています」(栗田徹師)状態次第では変更する可能性もありますが、12日の中山競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に勝浦騎手で出走を予定しています。

2014年1月4日(キャロットHPより)
4日は美浦南Pコースで追い切りました(66秒7−51秒4−37秒6−12秒3)。「来週も変則日程ということがありますし、今週もしくは月曜日にある程度メドの立てられる状況になってくればという気持ちでもいたのですが、昨日の午後や今朝の様子を見ていても傷のあったトモの状態は良化しているように感じました。軽く動かしてみても問題なかったので、それならばということで今朝少し時計を出すことにしました。負担がかからないようにコンディションのいいポリトラックコースにて単走でサッと動かしたのですが、フットワークはこの馬のものですし、気になるようなことはありませんでしたよ。このあとの経過もしっかり見ていって、来週の競馬へ向かえるようにしていきたいですね」(栗田徹師)12日の中山競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に勝浦騎手で出走を予定しています。

2014年1月9日(キャロットHPより)
8日は軽めの調整を行いました。9日は美浦坂路で追い切りました(54秒1−39秒4−25秒0−12秒3)。「傷腫れの影響はその後も尾を引くことはなく体調面も安定しています。さすがに使ってきている分大きな上積みはないでしょうが、何とか一連の状態はキープできていると思います。予定しているレースは日曜日なので追い切りは今朝行いましたが、坂路2本の調整です。2本目にペアを組んだ馬に先行して最後に体を並べるものでしたが、最後までしっかりとした脚取りでしたし、動き的にも問題は感じなかったですよ。ここ最近は安定して力を発揮できるようになってきていますし、勝浦ジョッキーもこの馬のことを掴んでくれていますから、また頑張ってほしいですね」(栗田徹師)12日の中山競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に勝浦騎手で出走いたします。

2014年1月12日(キャロットHPより)
12日の中山競馬では道中後方で脚を溜めて直線勝負にかけるも、伸びているものの展開が向かず6着まで。「スタート後に寄られて思っていたよりも行き脚がつきませんでしたが、前半は元々無理をせずにジックリと考えていましたし、道中はまずまずのリズムだったと思います。ただし、今日は勝負どころで流れが落ち着いていましたし、前々の馬で決まっているように展開が向きませんでした。いい着順とは言えないですから申し訳ありませんが、直線では終いにかけて脚を使って安定して走ることはできていますし、本当に流れひとつだと思います」(勝浦騎手)「年末年始を挟んでも状態は安定していましたし、ここでも終いを活かして結果につなげたかったのですが、今日は後ろからいくこの馬には不向きな展開になってしまいました。枠もあって直線では内から進路を探りながらになったものの、確実に脚は使っていますからね。体調がいいと言うことはあるでしょうが、続けて悪くない走りをできているだけに、何とか一番いい結果を出したいですね。コンスタントに使って来ましたし今回掲示板を外してしまったので一度放牧に出そうかなと考えていますが、その時の具合を見ながらどのあたりで戻そうか判断していきます」(栗田徹師)着順こそもうひとつとなってしまいましたが、先団の馬が上位に多くいる中でしっかりと脚を使っていますし、安定して走ることはできていると思います。この後は放牧に出す公算が高くなりますが、溜める競馬で安定して力を出せていますし、次も自分の競馬に徹して結果につなげてほしいものです。

2014年1月15日(キャロットHPより)
15日は軽めの調整を行いました。「先週は馬場が乾ききっていなかったこと、前残りの展開になったこともあって結果的に苦しくなりましたが、その中でも馬群を縫って最後まで伸びてきていました。勝てず、権利も外してしまったことは非常に残念でしたが、やはり力をつけているということを改めて感じさせてくれました。もうほとんど崩れずに脚を使えていますからね。ウチの厩舎に来るまでは不安があったりして順調に使えなかったということもあるのでしょうが、大事にしてもらった中で美浦に来てある程度コンスタントに使えるようになったことで実戦感も養え力もついてきたのだと思います。連戦していた中でしたし、コンディションも何とか保って臨めているという状況でしたから、このタイミングでひと息入れようかと思っています。まだ週が明けたばかりですし、状況も一応見ておきたいので、もう数日は手元で調整してタイミングを見て放牧に出すという予定で考えています」(栗田徹師)

2014年1月21日(キャロットHPより)
ウォーキングマシン調整を行っています。「先週こちらに帰ってきましたが、様子を見ているとちょっと前さばきが芳しくないなと思わせる部分もあります。レントゲン検査を行ったのですが、不鮮明ではっきりしないので骨等に異常があるのかどうかも何とも言い切れません。もうしばらくはしっかり様子を見て対応していきたいと思っています」(天栄担当者)

2014年1月28日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行い、日によって周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「歩様がひと息に見えたので検査もしつつ気にしながら見ていましたが、歩様に関しては日にもよるのでしょうがトレセンにいる頃からすごくいいというわけではなかったようで、先日来場して直接確認された調教師もそのようなことを言っていました。また、乗って行けないほどではない状態のように見受けられるので、軽めに動かし出しています。ただちょっと疲れが溜まりやすく両前脚、特に左前脚の捌きに硬さが出やすいところがあるので、様子を見ながら少しずつ進めていくようにしたいと思っています。馬体重は498キロです」(天栄担当者)

2014年2月4日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行い、日によっては坂路でハロン15〜16秒のキャンター調整を取り入れています。「相変わらず歩様に波があるというか、あまり良く見せる感じではありません。ただし、これは今に始まったことではなくトレセンでも良くは見せないようなので、気をつけつつじわりじわりと進めるようにしています。今週からそれなりの時計も出すようにしていますが、負担を考えて坂路で動かしました。調教後の変化をよく見ながら、その変化に合わせて今後の取り組む内容を決めていかなければいけないと思っています」(天栄担当者)

2014年2月12日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を中心に行っています。「極端に緩ませるようなことはしないように気を付けて動かしていますが、今日はトレッドミルでの調整にしています。幸い、気になっていた左前脚の歩様は段々とぎこちなさというか硬さが取れてきていいほうへ向かってきているように感じますよ。ただし、右前脚のほうもちょっと疲れやすいところが垣間見られるので気をつけつつ進めていくつもりです。出馬状況と馬の状態を見ながらになりますが、おそらく中山開催あたりを考えていくことになるでしょうし、バランスを考えながら今後の調整にあたっていきたいと思います」(天栄担当者)

2014年2月19日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「体調自体は良くて元気もありますよ。気になっていた左前脚の歩様は見る限り不安に思える点がぶり返すようなこともありませんし、悪くはありません。右前脚はいくらか疲れやすいところもありますが、天栄でも美浦でもしっかりケアしながら競馬へ向かっていければと考えています。できれば中山開催を考えていきたいという話ですし、こちらであまり攻めすぎるよりはしっかりケアを行いながら軽めに動かしてトレセンへ引き継げるようにしていければと思っています」(天栄担当者)

2014年2月20日(キャロットHPより)
20日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄での状況は実際に見に行って把握していましたし、体調面は問題なさそうなので中山開催を目標にこのタイミングで帰厩させていただきました。引き続き脚元や体調をチェックしながらにはなりますが、必要に応じてケアを施しつつ競馬へ向かって行きたいと思います」(栗田徹師)

2014年2月27日(キャロットHPより)
26日は軽めの調整を行いました。27日は美浦坂路で追い切りました(54秒7−40秒0−25秒9−12秒8)。「天栄で調整してもらっている時は歩様が芳しくなかったり疲れが見え隠れしたりしていましたから、こちらでも慎重に進めるようにしています。肢勢の兼ね合いもあって気をつけないと負担がかかりやすい馬ではあるのですが、おかげさまで歩様はずいぶん良くなったと思います。厩舎にいるときも歩様はまったく気にならないというものではありませんでしたから気をつけつつやっていましたが、この休養でいくらか解消はされているのかなと思いますからね。体調は良さそうだし、今日追い切ってみたところ動きもまずまず。このまま順調に進めていければ競馬までそう時間がかからずに行けるような気がします。いちおう3週目の牝馬限定戦を本線にして状態や出馬状況をもとに前後させることも頭に入れながらレースへ向かっていきます」(栗田徹師)今のところ3月16日の中山競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に出走を予定しています。

2014年3月5日(キャロットHPより)
5日は美浦坂路で追い切りました(55秒1−40秒2−25秒8−12秒5)。「馬のコンディション、特に捌きが硬くなったり疲れが見え隠れしやすかったりする両前脚の状態をしっかりと確認しながら調整を進めています。いい意味で変わりありませんが、日によって波もあるので気を付けながらの調整です。肢勢的にも負担はかかりやすいので細心の注意を払いながらやっています。もちろんそれはこれまでも同様でしたし、これからもですね。今週の追い切りは今朝行いました。坂路で2頭併せですが、オードゥルルドが追いかけるような格好でした。追い出してからの走りもまずまずで、全体時計は決して速くはないですが、動きは悪くなかったし、大丈夫でしょう。いちおう来週の競馬を予定していますし、そこへ向けてしっかりと調整していきます」(栗田徹師)16日の中山競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に横山和騎手で出走を予定しています。

2014年3月6日(キャロットHPより)
6日は軽めの調整を行いました。「昨日の追い切りは時計こそ遅かったものの感触は良かったですね。獣医師にも診てもらったのですが、体調は良さそうとのこと。ただ、歩様等は問題ないけれどちょっと疲れやすいというか不安定なところがやはりあるという言葉もありました。来週の競馬を目標にしようと思っていましたが、具合は良かったし、調子が良く、脚元が安定しているうちに競馬へ向かうほうがいいのではないかという話になり、改めて検討した結果、急遽の変更で申し訳ありませんが今週の競馬へ向かうことにしました。和生や勝浦は先約があったようなので改めて探した結果、北村宏司をおさえられましたので、このコンビで向かいたいと思います」(栗田徹師)9日の中山競馬(4歳上500万下・ダ1200m)に北村宏騎手で出走いたします。

2014年3月9日(キャロットHPより)
9日の中山競馬ではスタートのタイミングがあわず後方からに。勝負どころでは狭くなってしまい、最後も伸び切れず10着。「ゲートの中では後ろに重心がかかっているのはわかっていたので直そうかとも思ったのですが、気持ちが前に行きすぎて変につっかける方が嫌だったのであの形になりました。それでも、元々後ろ目で脚を溜めようと思っていて道中のリズム自体は悪くなかったのですが、コーナーでごちゃついてしまいましたし、最後まで勢いに乗ることができませんでした。スムーズに運べていたらと思うと悔しいですし、申し訳ありません」(北村宏騎手)「脚元はちょっと疲れが見られるなど波が出やすい状態ではあったのですが、それ以外に関しては昨年末に上位に来ていたときと同じくらいのデキでしたから、何とか上位に入れないかと狙っていたんです。それが結果的には勝負どころでスムーズさを欠いて、そこで一度勢いを削がれてしまいました。あそこで上手く流れていたらと思うところはありますが、後ろから狙う立場になると余計に馬群の動きによって変わってしまいますからね。この後はやはり脚元の変化はしっかりと確認しなければなりませんし、その状態次第でどうするか決めたいですね」(栗田徹師)いつも通り終いにかける競馬でしたが、勝負どころでブレーキをかけるような形になったことが大きく響いてしまいました。この後はトレセンで脚元の状態を中心に確認しながら考えていきます。

2014年3月12日(キャロットHPより)
レース後、脚元の状態が芳しくなかったため検査を行った結果、右前浅屈腱炎を発症していることが判明しました。「状態を保てているうちに競馬へ行ったほうがいいだろうという判断のもと出走させていただきました。メンバー的にもまったくかなわないという構成でもありませんでしたし、色気も持っていたのですが、行くところ行くところ詰まってしまって本当に悔しい競馬になってしまいました。これが競馬ということなのでしょうが悔しいです。馬の状態が変わりないようならばまた次という気持ちを持っていたのですが、レース後の様子を確認しているとちょっと右前脚に炎症があるように見られたんです。今朝まで経過を観察しても状態面に変わりが見られなかったため今日エコー検査を行った結果、屈腱炎を発症いることがわかり、いちばんきついところで29%の損傷が認められました。天栄でもウチでも気を付けて接するようにしていましたが、疲れがドッと出てしまったのだと思います。左前脚の歩様があまり良くないところがありましたが、治療してきたところグッと良くなったんです。ただ、左が楽になった分、右へと負担がかかってしまったのかもしれません。ようやく軌道に乗ってきたところだったのにこのようなことになってしまい誠に申し訳ございません」(栗田徹師)心機一転で美浦へ転厩しましたが最初のころはなかなか思うような走りができず悩みました。しかし、辛抱強くレースへ向かっていったことで少しずつ内容に進展が見られ、軌道に乗ってきていました。ダート短距離戦で最後に脚を使わせるというスタイルが確立されてきて、勝利の二文字も意識し出したところだったのですが、歩様をはじめ脚元の不安が垣間見られることも出てきたため気を付けながら調整を行ってもらっていました。体調のいい時にレースへ向かった方がいいという判断のもと先週のレースへ出走したのですが、レース後に浅屈腱炎を発症してしまいました。非常に残念ではありますが、現状を踏まえて栗田徹調教師と協議を行った結果、ここで現役を引退して競走馬登録を抹消することになりました。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。
募集当時
前回
近況:2011年5月31日(キャロットHPより)
NF空港
馬体重:467kg
今回
近況:2011年6月30日(キャロットHPより)
NF空港
馬体重:kg
2012年3月14日キャロットHPより

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