フェイルノート
Failnaught
(由来)「アーサー王伝説」に登場する騎士トリスタンが作った弓。 狙った場所に必ず当たると言われている。
大レースを狙い通りに制することのできる馬に育ってほしい願いを込めて。 母名より連想。(英語)
2007年4月6日生(青鹿毛)
牡→騙
和田厩舎
父シンボリクリスエス Kris. S
Tee Kay
母アズサユミ サンデーサイレンス
ファーストクラス
戦績
通算成績:3−5−0−1−2−14
出走 場所 レース 距離 頭数 着数 人気 馬体重 タイム(着差) 位置取り 上がり3F 騎手
2009/11/1 東京 メイクデビュー東京 芝1600 17 2 5 510 1:36.0(陛) 13-10 34.3 スミヨン
2009/11/29 東京 2歳未勝利 芝1800 17 2 2 504 1:47.5(0.4) 6-5-5 34.8 スミヨン
2009/12/20 中山 2歳未勝利 芝2000 18 4 2 498 2:03.4(0.4) 13-13-8-8 35.4 後藤
2010/1/17 中山 3歳未勝利 芝2000 16 2 2 500 2:03.0(0.2) 7-8-7-3 36.4 後藤
2010/2/13 東京 3歳未勝利 芝1800 16 2 1 500 1:49.4(0.2) 1-1-1 35.5 後藤
2010/3/13 中山 3歳未勝利 芝2000 16 優勝 1 500 2:03.7(-0.2) 9-9-10-8 34.8 内田
2010/8/14 新潟 3歳以上500万 芝2000 13 優勝 1 516 2:01.2(-0.3) 5-4 33.8 松岡
2010/9/19 中山 セントライト記念(GU) 芝2200 17 12 5 508 2:12.2(1.3) 6-6-5-4 36.3 松岡
2010/12/11 中山 3歳以上1000万 芝2000 10 7 2 514 2:00.8(0.9) 4-4-4-2 36.5 松岡
2011/1/5 中山 3歳以上1000万 芝1800 14 11 5 508 1:48.5(0.7) 7-7-5-4 35.3 ベリー
2012/1/14
小倉
4歳以上500万
芝2000
17
12
6
528
2:01.0(0.5)
8-8-7-6
34.6
柴山
2012/3/3
中京
4歳以上500万
芝2000
18
優勝
3
536
2:04.3(クビ)
1-1-1-1
35.4
柴山
2012/3/24
中京
名鉄杯(1000万下)
芝2000
16
11
1
528
2:06.6(2.1)
2-2-2-2
39.5
吉田豊
2012/4/22
東京
石和特別(1000万下)
芝1800
9
8
6
532
1:49.6(0.9)
7-7-6
34.3
後藤
2012/7/7
福島
松島特別(1000万下)
芝2000
13
7
9
530
2:04.0(1.4)
6-5-3-4
39.0
北村宏
2012/8/25
新潟
阿賀野川特別(1000万)
芝2200
11
2
7
518
2:13.2(クビ)
2-2-2-2
34.0
北村宏
2012/9/29
中山
習志野特別(1000万)
芝2000
14
5
4
516
2:00.2(0.6)
9-9-8-7
34.7
内田
2013/1/6
中山
4歳以上1000万下
芝2000
16
16
6
524
2:01.8(1.6)
3-3-3-3
37.4
松岡
2013/3/16
中山
4歳以上1000万下
折1800
15
5
4
524
1:55.5(1.3)
3-3-3-3
38.5
松岡
2013/4/14
中山
鹿野山特別(1000万)
芝2000
13
9
5
522
2:00.4(0.7)
2-2-2-2
35.2
シュタルケ
2013/7/20
福島
いわき特別(1000万)
芝1800
11
6
8
516
1:49.5(0.6)
9-9-9-9
35.3
松岡
2013/9/15
中山
白井特別(1000万)
芝1800
7
6
4
520
1:51.4(0.7)
5-5-5-5
35.2
田辺
2013/9/28
中山
習志野特別(1000万)
芝2000
15
8
13
520
2:02.3(0.4)
11-10-9-11
34.3
松岡
2013/11/23
東京
オリエンタル賞(1000万)
芝2000
10
10
10
520
2:02.6(2.4)
5-5-5
34.9
大野
2014/2/24
東京
大島特別(1000万)
折1600
16
12
15
530
1:37.8(1.5)
9-9
38.2
松岡

2012年4月4日(キャロットHPより)
4日は美浦南Pコースで追い切りました(43秒6−13秒1)。「先週一週間は特に慎重に様子を見てきましたが、騎乗調教を開始した以降もクタッとするような素振りは見せませんでした。むしろ、飛んだり跳ねたりとこれまでにないくらいの元気の良さを見せているくらいです。少し気難しいというか、良い言い方をすれば賢いところがある馬なので、前走はちょっと苦しいと思って最後は自分からやめていたのかもしれませんね。それでエネルギーがあり余ってこのようなことをしているように思いました。いずれにせよ元気いっぱいで疲れらしい疲れを見せていないですから、このままもう一戦する方向で調整することにしました。今朝は終いの3ハロンだけ伸ばすような調教を行っていますし、調子を維持するように動かしていきます。中山の最終週に適鞍がありますけれど、馬場状態を考えるともう1週待って開幕週の馬場を考えるほうがベターかなと思っているところです」(和田道師)今のところ22日の東京競馬(石和特別・芝1800m)に出走を予定しています。

2012年4月11日(キャロットHPより)
11日は美浦南Pコースで追い切りました(72秒4−55秒5−40秒1−13秒1)。「順調ですね。先週に少し時計を出した後も変わりはないですし、その後もプール調教や普通キャンター調教を織り交ぜつつコンディションの維持に努めていますよ。目標は来週なので今朝はコースで長めから動かして時計を出しました。これまでと同じく単走ですが、動きは軽快ですし、なんら問題はありません。相変わらず元気一杯ですし、この調子で競馬へ向かえればいいと思っています。鞍上は、以前未勝利時代に乗っていた後藤ジョッキーが空いているということなので、久々のコンビになりますが、彼にお願いして臨むつもりでいます」(和田道師)22日の東京競馬(石和特別・芝1800m)に後藤騎手で出走を予定しています。

2012年4月18日(キャロットHPより)
18日は美浦南Pコースで追い切りました(70秒9−54秒6−39秒5−12秒6)。「元気にしていますよ。コンディションは変わりありませんし、調教も順調に進めることができています。先週まではじっくり動かす内容に終始しましたが、今週は競馬になるので少し負荷を求めた追い切りを行いました。ただ、思っていたより時計が少し遅くなってしまいました。やりすぎるよりはいいのですが、競馬での巻き返しを狙うにはもう少しやっておきたかったかなというのが本音ではあります。そのあたりはまだ日数があるので、前日調教などで補うように動かしておいて競馬へ向かいたいと思います。前走は前々走のイメージを持って競馬をしてもらいましたが、展開、馬場などの傾向と合わなかったところがあったような気がします。馬も自分から止めていたのもありましたしね。それなので、今回はもちろん展開次第で同じような競馬をしてもいいと思いますが、位置に拘りすぎず自分のリズムで運んでしぶとさを活かせる競馬ができればと思っていますよ」(和田道師)22日の東京競馬(石和特別・芝1800m)に後藤騎手で出走を予定しています。

2012年4月22日(キャロットHPより)
22日の東京競馬ではスタートでワンテンポ後手を踏んで後方を追走。直線で差を詰めようとしたが伸びず8着。「前々で運ぶことも含めて考えていたのですが、トモが入ってこなくて出していくこともできませんでした。手綱を持ってる間はまだいいのですが、直線で追い出すと走りがバラバラになってしまって、良さが引き出せませんでした。股関節が良くないのか何なのか。理由はよくわかりませんが、そのあたりが変わってくれれば違うはずです。久々に乗せていただけて楽しみにしていたのですが、いい結果にならなくて申し訳ありません」(後藤騎手)「前回のことがありましたが、少頭数のレースでスローになることも想像できたので場合によっては前につけることも頭に入れて乗ってほしいと乗り役さんに伝えました。ただ、スタートでうまくスピードに乗れず後ろからになってしまいましたね。トモがもうひとつだったとのことでしたが、ウィークポイントなのはいまに始まったわけではないので、どの程度影響があったのかというのは何とも言えないですね。ただ、気持ちの面でももっと強さがあってもいいはずなのにもうひとつでしたから、場合によっては間を取ったほうがいいのかもしれません。レース後の状態をよく見て最終的に判断するつもりです」(和田道師)前走からの巻き返しを狙ったのですが、追ってからグッと来るところは見られませんでした。気難しい面がある馬なのですが、見えない部分で疲れがあるのかもしれません。今後についてはレース後の状態を見てから判断しますが、放牧に出すことも含めて検討する予定です。

2012年4月24日(キャロットHPより)
24日にNF天栄へリフレッシュ放牧に出ました。「本日トレセンからこちらへ帰ってくることになっています。中京の走りも先週の走りも進んで行ききれていないような走りでしたね。トモなどに負担がかかりやすいところがある馬ですし、改めてこちらでもチェックしながら対応していければと思っています」(天栄担当者)

2012年5月1日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「トモの状態がもうひとつだったようでしたが、続けて使っていたこともあって今回こちらへ帰ってきました。厩舎からは首の張りが少しあるけれど歩様などに極端な違和感はないと聞いていたので、到着後もそのことを踏まえてチェックしたんです。実際トモの歩様は極端なハ行を起こしたりはしていませんでした。ただ、腰に疲れがあるのは確かなので、精神的なものも含めて、少しずつ動かしながらリフレッシュさせていけるようにしていきたいと思っています」(天栄担当者)

2012年5月8日(キャロットHPより)
坂路でハロン17秒のキャンター調整を行っています。「先週は周回コースのみの調教でしたが、その後の様子を見ていても極端に堪えているようには感じなかったので坂路にも入れ出しています。トモの状態もそれほど悪くないですし、まずまずといえるのではないでしょうか。もちろん負担がかかりやすいのは腰であることに変わりはないのでしっかりケアをしていきます」(天栄担当者)

2012年5月15日(キャロットHPより)
坂路でハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「先週から坂路に入り出しましたが、トモがクタッとなることはありませんし、順調に日々の調教をこなせていると思います。まだ本格的に速い調教を行うまでには至っていませんが徐々に進めていける段階にはあるように感じるので、どのあたりを目標にしていくかタイミングを見つつ調教師と相談していければと思っています」(天栄担当者)

2012年5月22日(キャロットHPより)
坂路でハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「順調に調整を行うことができています。疲れの出やすいトモ、首や前捌きの硬さも乗り進めることで悪くなってはいませんし、まずまずではないでしょうか。先日調教師と改めて話をしましたが、順調に行けば福島の後半戦あたりを考えることになりました。もうしばらくはこちらで調整することになるでしょうから、じっくり進めていきたいと思います。馬体重は539キロです」(天栄担当者)

2012年5月29日(キャロットHPより)
坂路でハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「先週までと同様に順調に調整を行っていますよ。今のところいちばん早くて福島の中距離戦を狙って帰厩する予定なので、もう少し時間がある状況です。それなのでもうしばらくはこちらでじっくり乗り込んだ上で夏の福島から新潟を目標にしていけるように調整していきます。トモの歩様などはそれほど気になりませんよ」(天栄担当者)

2012年6月5日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を行っています。「順調ですね。周回コースの工事が終わり先週末からコースでの調教も行うようにしているのですが、肉体的に気になる点が目立ってくることもありません。月曜日に和田調教師が来場して状態を確認されていきましたが、福島開催の後半あたりを最短の目標に設定して調整を進めていくことを再確認したところです」(天栄担当者)

2012年6月12日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「順調ですね。覇気もそれなりにありますし、肉体面でもそれほど気になる点はありません。調教もコンスタントに行えており、そろそろ移動を検討していくタイミングになってきたかなと思っています。調教師からもそろそろ考えたいと聞いていますよ。あとは混雑している検疫を確保できるかどうかになるでしょう。少なからずとも数週間のうちに移動となるでしょうから、移動に備えて調整を行っていきます」(天栄担当者)

2012年6月19日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「コンスタントに乗り込んできて調整は順調に進めることができています。トモの状態もいい意味で変わりないですし、気持ちの面でも変なところは見せません。今のところ今週の検疫を確保できれば今週中に戻したいとも言われていますから、対応できるように調整していきます」(天栄担当者)

2012年6月27日(キャロットHPより)
27日は美浦南Pコースで追い切りました(54秒6−37秒9−12秒7)。「先週末の検疫を何とか確保して帰厩させていただいています。検疫が混雑していてなかなか戻すことができなかったのですが、その分だけ天栄でも乗り進めておいて欲しいとお願いしていましたので大きな影響はないはずです。さっそく動かし出していて今朝はポリトラックコースで時計を出しました。長めから行って終い重点の追い切りを行いましたが、動きはまずまず。まだ多少立派かなという部分もありはしますが、動きを見る限りではそれほど気になりません。このあとも適度に負荷をかけていけば態勢は整ってくるような気がしますね。あくまでもこのあとの状態次第になるのですが、早ければ来週の2000mから考えていくつもりでいます」(和田道師)7月7日の福島競馬(松島特別・芝2000m)あたりを目標に調整しています。

2012年7月4日(キャロットHPより)
4日は美浦南Pコースで追い切りました(77秒9−63秒0−49秒5−37秒0−13秒3)。「いい意味で変わりなく来ていますよ。週末にも最後の3ハロンを伸ばすように動かしていますし、体調も安定しています。お休みを挟んだことを考慮して今朝の最終追い切りはビシッと負荷をかけました。長めから行って全体がだいたい80秒を切るくらいだったのですが、終いの脚取りもしっかりしていたし、悪くないと思いますよ。天栄で立て直してもらえたことで以前よりトモもいくらかしっかりしてきたような感じがしますし、その分の上積みを感じられます。レースでも力をしっかりと発揮できればこのクラスでも渡り合えるだけの馬ですから、何とか巻き返して欲しいですね。ジョッキーはいろいろあたった中で北村ジョッキーを確保することができました」(和田道師)7日の福島競馬(松島特別・芝2000m)に北村宏騎手で出走を予定しています。

2012年7月7日(キャロットHPより)
7日の福島競馬では先団のインコースを追走し、勝負どころではそのまま前との差を詰めようとするも、少しずつ手応えに余裕がなくなってしまい7着。「初めて競馬で跨がりましたが、切れるという感じではなかったので少し出しながら位置を取りに行きました。湿った馬場がダメと言うことはなさそうですが、スタート後に他の馬が速くて、ちょうど馬場のいいところと悪いところの境目を通る形になってしまいましたし、結果的にはそのあたりの位置取りの差が出てしまったのかもしれません。トモがそれほど強くないと聞いていましたが、追い出してからは支えがなくなり少しバランスが悪くなるものの、道中の感じを含めて総体的に見れば我慢してくれていると思います。今日の結果はいいとは言えませんし申し訳ありませんが、単純な力負けという感じではなく、むしろ位置取りや流れ次第ではもっとやれると感じました」(北村宏騎手)「7着と言う結果は満足していませんが、通ったコースを考えるともう少しバタバタッと止まってもおかしくなかったですし、それを考えたら頑張って走ってくれています。前走は追い出すともっとバランスが悪くなっていたと思いますし、その後に無理をせずに放牧を挟ませてもらったおかげで、以前よりもトモの状態が安定して競馬に臨めましたからね。今日のような状態をキープしていければ理想的ですが、タフな馬場を走った後ですし、レース後はより慎重に状態をチェックしなければなりません。次走についてはあくまでも今後の状態次第で続戦するか考えたいと思いますし、必要なら放牧を挟むなど無理をせずに進めていきたいですね」(和田道師)スタート後に少しモタつき位置取り争いに響いてしまいました。また、勝負どころでの余裕がなくなってしまったように、馬場の内外の差もあったかもしれません。今後はレース後のトモの状態などを慎重に確認しながら決めていきますが、状態次第では放牧を挟みつつ次走へ向かっていくことを考えています。

2012年7月11日(キャロットHPより)
11日は軽めの調整を行いました。「先週は楽しみにしていたのですが、馬場の影響が出たレースとなってしまいました。内と外で1秒近く時計が違っていたように感じたし、堪えてしまいました。展開のアヤの部分もあるから仕方ないけれど、いいところを通れるような形になっていればもっと結果は違ったような気がします。気になるトモに関しては大きく変わらないし、レース後の歩様を見ていても不安は見せません。ただ、ダメージが出やすい馬であるのは間違いないですから、もう少しよく見た上で判断したいと思っています。問題なければこのまま置いて次の新潟、少し疲れが出るようならばひと息入れてから次走を考えるつもりですが、今のままならば前者になるでしょう」(和田道師)

2012年7月13日(キャロットHPより)
13日にNF天栄へ放牧に出ました。「レース後はそれほど気にならなかったのですが、時間の経過とともにちょっと疲れが出てきました。やはり重たい馬場が堪えたのか背腰に張りが出てきて筋肉の治療を施す必要があるような状態になってきたので、リセットする期間を設けてあげたいと思い、いったん放牧を挟むことにしました。今後の目標については牧場での回復具合を見て判断していきます」(和田道師)

2012年7月17日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行っています。「先週トレセンから帰ってきました。使ったなりの疲れというくらいで筋肉に若干の張りはあるものの大きなダメージを負っているような印象は受けません。精神的にも適度にリフレッシュ期間を挟んだほうがいいでしょうし、疲れをケアしてまたいい状態で送り出せるようにしたいですね」(天栄担当者)

2012年7月24日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、週1回は坂路でハロン15〜16秒のキャンター調整を行っています。「先週は楽をさせていましたが、それほど極端な状態には感じなかったので様子を見ながら徐々に乗っています。現在は坂路にも入れていてサッとそれなりのところを乗るようにしています。トモが特に悪いというふうには思わないものの、前がやや硬めなのでそのあたりを少しでも改善できるようにしていきたいですね。馬体重は544キロです」(天栄担当者)

2012年7月31日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、週1回は坂路でハロン15〜16秒のキャンター調整を行っています。「先週に続いて坂路にも入れており、15−15に近いところも乗っています。トモの具合、前捌きの感じも変わりはないので、しっかりケアをしつつ調整して再びトレセンへ送り出したいと思います」(天栄担当者)

2012年8月7日(キャロットHPより)
周回コースでハロン15〜16秒のキャンター調整を行っています。「坂路の改修工事に伴い現在は周回コースを使った調教を行っているのですが、これと言った不安点もなく順調ですね。そろそろ移動の話が出てくる頃だと思いますし、数週間のうちに声がかかってもいいように態勢を整えていこうと考えています」(天栄担当者)

2012年8月15日(キャロットHPより)
15日は美浦南Pコースで追い切りました(85秒9−69秒9−54秒4−39秒3−12秒6)。「天栄での調整も順調に進んでいるという報告を受けていましたし、それならばリベンジを誓って3週目の阿賀野川特別を目標に戻したいと思っていました。先週末の検疫を無事に押さえることができたので戻させていただきました。戻ってきて問題ないことをしっかりと確認した上で翌日からさっそく動かしていますよ。その後も変わらず全休日明けも元気いっぱいでしたから運動をしっかりと行い今朝時計を出しています。コースで長めからというこれまでと同じようなメニューですが、動きは良かった。天栄でスタッフさんがしっかりとやってくれているのが手に取るようにわかりますし、具合はいいと思いますよ。このあとも適度に負荷をかけて仕上げていきたいですね。ジョッキーは前走に引き続き北村宏司ジョッキーに乗ってもらえればと思っているので打診中ですが、現在調整中。上手く調整がつけばこのコンビで行くつもりです」(和田道師)25日の新潟競馬(阿賀野川特別・芝2200m)に出走を予定しています。

2012年8月22日(キャロットHPより)
22日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒2−55秒5−40秒1−12秒8)。「これまではトモへの負担を考えてポリトラックコースでの調教に終始していましたが、一時よりだいぶトモの状態がしっかりしてきたこと、そして、今の状況から脱するためにも負荷をかける方法を取ってみることにしました。それで今朝の最終追い切りはポリトラックではなくウッドチップコースへ入れて行っています。動かそうと思えば動ける馬ですし、コースが変われどもちろん上々の動き。具合は引き続きいいですし、順調に来ていると思いますよ。前回も具合は良かったんだけれど馬場に泣かされましたが、今回はおそらく天気も大丈夫。降らせませんと言いたいくらい雨には降って欲しくないのですが、いい馬場でやれれば巻き返せるはずなんです。ここ一連の成績がもうひとつなので何とかここでいい走りを見せてほしいですね」(和田道師)25日の新潟競馬(阿賀野川特別・芝2200m)に北村宏騎手で出走を予定しています。

2012年8月25日(キャロットHPより)
25日の新潟競馬では逃げ馬をマークしながら追走。直線ではいったん先頭に立つも最後は競り負けて2着。「前回は道中の位置どりが悪かったせいで、馬場の悪いところを走らされて苦しくなってしまったので、今日は外枠を活かして積極的に運ぶつもりでした。逃げた馬が速くもなく遅くもなくちょうどいいペースで進んでいたので離されないようにしていました。直線に向いたときの手応えもよかったですし、一度は差し返してくれたのですが…。うまく行っていただけに勝たせられなくて悔しいですね」(北村宏騎手)「体が絞れていたし、トモもいい状態で送り出せました。作戦通りの競馬は出来ましたが、最後は惜しくも負けてしまいましたね。天栄でしっかりとケアを行ってもらい、厩舎では最後の調整だけやる方法がよさそうなので、レース後はいったん放牧に出していちばん早くて中山開催での出走を目指したいと思います」(和田道師)このクラスではもうひと息の競馬が続いていましたが、今回はうまく流れにも乗って、いい競馬が出来ました。放牧先でもこの馬のことを理解しうまく調整できていますし、次走でもいい結果につなげて欲しいと思います。

2012年8月28日(キャロットHPより)
28日にNF天栄へ放牧に出ました。「以前はトモが悪くてそこが走りに影響していました。どうしてもそこがネックになり攻め切れないし、競馬もいくら体調が良くても走れないようなことが多かったんです。まだ完璧ではないのですが、悪いときを知っているだけに良くなってきていた今回は久々に、いや初めてと言っていいくらい自信を持って送り出せていたんです。結果も伴えばなお良かったのですが、ここで止まらせるわけにはいかない馬という想いがあるだけにキッカケを掴んできていることだけでも嬉しく思いました。天栄の厩舎長自身が乗ってくれているのもかなり大きいと思いますし、放牧と競馬をセットにしていい流れになっているから今回も放牧に出させていただきました。脚元やトモの具合はそれほど悪くありません。ただ、鞍下の背中部分に若干疲れを感じさせましたし、そのケアを行ってもらうことになっています。回復次第になりますが、大丈夫ならば最短で中山開催を目指していくつもりです」(和田道師)

2012年9月4日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週帰ってきて様子を見ながら動かし出しましたが、多少の筋肉の張りがあるくらいで体調自体は問題ないですし、脚元なども安定しています。今週から乗り出したのですが、乗ったあとも変わりありません。この調子でじわじわと進めていければと思っていますよ」(天栄担当者)

2012年9月11日(キャロットHPより)
周回コースでハロン16〜17秒のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週は軽めでしたが、その後は順調に進められています。今朝は15−15くらいのペースで乗っていますし、上がりの様子は問題く体調面も安定しています。検疫次第になるでしょうが、早ければ今週末に美浦トレセンへ送り出すことになると思います」(天栄担当者)

2012年9月20日(キャロットHPより)
19日は軽めの調整を行いました。20日は美浦南Pコースで追い切りました(69秒9−54秒2−39秒3−13秒1)。「前走後の目標を中山の4週目にセットして中間の調整を天栄で行ってもらい、コンディション的にも悪くないと言うジャッジのもと先週末に戻させていただきました。実際のところ前走からの間隔がこれまでよりやや詰まっているため多少硬さはかんじられるのですが、じっくり解すように乗り込んでいるので少しずつ快方へ向かってきていますよ。今週は木曜日の今朝に時計を出したのですが、サラッと無理のない程度のものです。しっかりケアをしていき、来週の競馬に備えていきます。乗り役さんは北村宏司が難しそうなので、調整中の段階なのですが内田さんに打診をしているところです」(和田道師)今のところ29日の中山競馬(習志野特別・芝2000m)に内田騎手で出走を予定しています。

2012年9月26日(キャロットHPより)
26日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒9−55秒9−41秒1−13秒0)。「帰厩当初はいくらか硬さが残るかなと思っていましたが、だいぶ解消されてきたような印象を受けます。レースに近づくにあたって状態も上がってきましたし、前走と同じような過程で臨めると思い最終追い切りを今朝課しました。新潟のときも行いましたが、最終追いはウッドチップでのものです。時計は目立たないかもしれませんが、長めからじっくりいっていい負荷をかけることができました。5ハロンからの時計にしかなっていませんが、6ハロンで動かしていますし、時計以上のトレーニングをできていますよ。前走に近い状態に持ってくることができたように思いますし、今回もいい競馬をしてほしい。無事内田ジョッキーにも乗ってもらえることになりましたし、楽しみにしています」(和田道師)29日の中山競馬(習志野特別・芝2000m)に内田騎手で出走を予定しています。

2012年9月29日(キャロットHPより)
29日の中山競馬では中団の馬群の中を追走し、直線で追われると反応を見せたが、途中で脚色が鈍り5着。「もう少し前目の位置につけたいと思っていたのですが、モタモタ、モコモコしてしまって考えていたより後ろになってしまいました。ただ、道中の感触は良くて、直線に向くときの手応えも良かったんです。脚を使ってはいるのですが、さらにもうひとつというところですごい勢いで外から来ましたし、苦しくなってしまいました。気持ちが途切れてしまったのかは何とも言えないけれど、もう少し時計がかかってくれればチャンスも出てくるはずです」(内田騎手)「う〜ん、もう少し流れに乗れればという気もしますが、客観的に見れば上位と差のないところに来てはいます。瞬発力の差は出てしまいましたが、上手く内に潜り込むなどしてしぶとさを活かせれば巻き返せるだろうとも思わせてくれました。一時期は思わしくない時もありましたが、今はまた安定して上位争いをしてくれています。まだまだこれからですよ」(和田道師)前回から短い間隔での出走となったためレースの疲労を取って競馬に備えるという調整過程にやや難しさはあったでしょうが、その中でうまく態勢を整えられたのではないかと思います。今日は瞬発力勝負になったため厳しくなりましたが、展開が異なれば巻き返せす余地はあるでしょう。レースと放牧を繰り返す形が馬に合っているように思いますので、あくまでも状態次第になりますが、このあとはいったん放牧に出す公算が高いです。

2012年10月2日(キャロットHPより)
2日にNF天栄へ放牧に出ました。「本日美浦から帰って来ます。先週の競馬は悪くないものでしたが、直線で勢いが鈍ってしまっていましたからね。もう少しパフォーマンスを上げることができればと思いますし、精神的なもの、肉体的なものをよりいい状態にしていけるように調整していきたいと考えています」(天栄担当者)

2012年10月5日(キャロットHPより)
5日に去勢手術を行いました。「帰ってきて様子を見ているところですが、肉体面の良化、精神面の良化によってさらなるパフォーマンスの向上を狙ってこのたび去勢手術を行うことになりました。少しの間は術後の観察をしていくことになりますが、落ち着いてきたら様子を見ながら徐々に動かしていくことを考えていくつもりです」(天栄担当者)「今回少なからずひと月以上のお休みは必要かなと思っていました。能力的にはまだまだやれる馬ですが、トモを含めて馬体面がさらにしっかりしてくれればさらによくなるはずです。去勢の提案をもらいましたが、今はそれほど極端に長いお休みを必要とする手術でもありませんから悪くないと思いますよ。いい状態でまた競馬へ行けるようにしたいですし、楽しみにしています」(和田道師)

2012年10月9日(キャロットHPより)
ウォーキングマシン調整を行っています。「先週去勢手術を行いましたが、その後の経過は良好です。去勢については少し前から調教師とも話をしていたのですが、今回のお休みを使ってやってみることになったんです。すぐの効果があるとは言い切れませんが、後々プラスになってくれるといいですね。現在はオペ後の観察中で、マシンで軽く動かしている段階です。様子を見ていき、徐々に乗り出しにつなげていくつもりです」(天栄担当者)

2012年10月16日(キャロットHPより)
角馬場で軽めの調整を行っています。「去勢後の経過も良好で、動かし出しても大丈夫だろうという状態になってきました。そのことから今週より軽めに乗り出し始めました。まだ角馬場などを用いてゆったり動かすところですから、今後の様子を見つつ徐々に馬場にも入っていって進めていければと思っています」(天栄担当者)

2012年10月23日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒のキャンター調整を行っています。「手術後に患部が芳しくなくなるようなこともありませんし、順調に乗れていますよ。現在は馬場に入って普通キャンターをじっくり乗ることをメインにしていますが、まずまずですね。気分転換も兼ねて動かすようにしていますし、心身ともにフレッシュな状態にして再びトレセンへ送り出せればと思っています」(天栄担当者)

2012年10月30日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「いちおう去勢後の変化を慎重に見ながら調整を行っていますが、これといった不安や不具合が出てくるようなこともありませんし、順調に乗れていると思います。現在は馬場に入れて普通キャンターのところをじっくり乗るメニューを行っています。楽をさせた期間もありますからもう少しはじっくり乗っていって徐々に具体的なことを考えていけるようにしたいですね。馬体重は514キロです」(天栄担当者)

2012年11月6日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「様子を見ながらの調整を引き続き行っていますが、この中間、患部の状態がもうひとつなんです。滲んでいる程度なのですが、血が少し見られるようになっています。それなので無理はしないで普通のところから軽めくらいで動かすようにしています。安定してくればまた負荷をかけていくつもりですが、それまでは状況に合わせつつの内容を考えています」(天栄担当者)

2012年11月13日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「先週頭あたりは患部に血がにじんでいるように見られたため無理をせず軽めにしていましたが、その効果もあってかだいぶ落ち着いて出血も見られなくなりました。そのことから再度進め出しています。時には15−15に近いところも取り入れており、順調に乗れていると思いますよ。可能ならば年内の競馬を考えたいと思っていたのですが、いったん楽をさせたことを考えると、具体的なことを考えていけるのは年明けになるかもしれません」(天栄担当者)

2012年11月20日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「一時期は慎重に様子を見たときもありましたが、無理をしなかったことでその後の経過は良好です。今週の様子を見ていても患部の状態は安定していますし、問題なく調教を課すことができています。ただ、去勢の影響もあってか体がまだ寂しくも見えますから、競馬を考えることができるのは年明けになるかもしれません」(天栄担当者)

2012年11月27日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「一度は調教を軽減したときもありましたが、その後は順調に乗れていて悪くないですよ。まだ乗り込み量を補いながら体に丸みを造っていく必要はありますが、何とか1月2月くらいの競馬を目指せるようにしていきたいと思っているところです。馬体重は520キロです」(天栄担当者)

2012年12月4日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「引き続きじっくり動かしながら乗り込みを重ねています。まだいいと言い切れる状態までにはなっていませんが、年明けのどこかのタイミングで競馬を考えていけるようにしたいですね。移動を含めた詳細についてはもう少し乗っていき、調教師と相談しながら判断していければと思っているところです」(天栄担当者)

2012年12月11日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「今週も普通キャンターをベースに時には少し強めの負荷もかけるようにしながら乗り込んでいます。負担のかかりやすいポイントであるトモの具合はそれほど悪くありませんし、順調に調整できていると思いますよ。おそらく年末年始くらいのタイミングで移動を考えていけるようになると思いますので、引き続きしっかりと動かしていきたいと思っています」(天栄担当者)

2012年12月18日(キャロットHPより)
周回コースでハロン17〜18秒のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「順調ですね。患部の状態が不安定なときもありましたが、お時間をいただけたおかげで今では安定しました。またトモをはじめとする肉体面も、精神的な部分もリフレッシュさせられたと思いますから、悪くない状態で送り出せるはずです。検疫次第になりますが、早ければ今週末か来週あたりに入厩となる予定です。馬体重は531キロです」(天栄担当者)

2013年1月3日(キャロットHPより)
3日は美浦南Pコースで追い切りました(85秒9−69秒3−53秒3−39秒0−12秒9)。「年末に戻させていただきましたが、じっくり調整してもらったこともあっていい状態でこちらでの調教もスタートできてます。前々走時はとてもいいなと思える状態でしたが前走はレースとレースの間隔が少し短かったこともありいくらかコンディションに自信を持てない部分もありました。それもあってレースでいいパフォーマンスを発揮し切れなかったのかもなと思っていたのですが、今回は再び時間をかけて調整してもらったことで感触はいいですよ。強いて気になる点を挙げるとすると毛ヅヤがひと息ですが時期的なこともあるでしょう。また、去勢の分いくらか違う面もあるでしょうが、動きはとてもいいですよ。トモの張りが良いことからフットワークもいいものになっているのでしょうね。今朝の調教も印象は良かったですから、このままレースにもつながってくれないかと思っています。今回は以前にも乗ったことがあり、この馬の良さをわかっている松岡ジョッキーが乗ってくれますし、前走からの巻き返しに期待したいと思っています」(和田道師)6日の中山競馬(4歳上1000万下・芝2000m)に松岡騎手で出走いたします。

2013年1月6日(キャロットHPより)
6日の中山競馬では3〜4番手につけて好位からの粘り込みを図りたかったが、4角手前から手応えが怪しくなり踏ん張れず16着。「スパッと切れる脚を使うタイプではないので、ある程度の位置につけて最後に頑張らせるという競馬をしたいと思っていました。セオリー通りでしたし、狙ったとおりの競馬ができたと思っていたのですが、3コーナーあたりから手応えがなくなりました。肉体的にどこか気になるというわけではないけれど、強いてあげれば体が緩いかなという気はしました。そのくらいですが、他ではやはり気持ちの面でしょうか。ちょっとした物音に対して敏感になってしまったり、煩さを表に出していました。以前にも少し感じられましたが、気の悪さも影響してしまったのでしょうか。もっとやれるはずの馬なだけに申し訳ありません」(松岡騎手)「調教の感触は悪くないと思っていたのですが、競馬では早々に手応えが怪しくなってしまっていました。少し難しいところが出てしまったのかもしれませんが、体がちょっと立派に映ったのが気にはなっていました。ジョッキーに聞いても少し緩かったかもと言っていましたし、それで動けなかったのが大きかったのかもしれません。冬場より暖かくなってきてからのほうがいいのでしょうし、今日の内容だけで悲観的にはならないようにしたいです。本来なら続けて使っていきたくなるところですが、この馬は調子に乗ってガンガン使っていくとコンディションが下降するリスクのある馬です。一応様子を見てから判断しますが、基本的にはケアする期間を設けてから次へ向かうことを考えたいと思っています」(和田道師)じっくり乗り込み、年末に帰厩して順調に調整して臨んだ今回でしたが、思うような結果を残すことはできませんでした。馬場入りからうるさいところを見せていましたし、難しいところが出てしまったのかもしれません。また、体もいくらか重かった可能性もありますし、なんとか巻き返してほしいものです。攻め込みすぎると背中から腰、トモにダメージが出てしまいがちな馬です。最終的には状態を見てからになりますが、基本的にはいったん放牧に出てリフレッシュを図ってから今後へ向かっていく公算が高いです。

2013年1月9日(キャロットHPより)
9日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週は申し訳ありませんでした。稽古の感じからいい競馬をしてくれるだろうという期待を持っていたのですが、結果的に少し立派すぎたことが影響したんだと思うんです。この寒い時期だから調整が難しいところでもあるのですが申し訳ありません。暖かくなってくれば体もフィットしやすくなるでしょうし、パフォーマンスも上向いてくれるはずです。レース後の状態を見てきましたが、脚元などは今のところ安定しています。本日天栄へお願いしましたので、現地でも改めてチェックしてもらい調整をしてもらってから改めて次走を検討していきたいと思います」(和田道師)

2013年1月15日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行っています。「競馬の後こちらに帰ってきました。脚元などに不安が出るようなことはありませんでしたが、レースの疲れなのか帰ってきてからの状態をよく見ると背中、腰、首、肩など全身の筋肉に疲れが見られるようになっていますので、まずは疲れを取ることから始めたいと思っています」(天栄担当者)

2013年1月22日(キャロットHPより)
周回コースでハロン20秒前後のキャンター調整を行っています。「先週まではトレッドミルのみの調整にしていましたが、今週からは乗り運動も織り交ぜるようになりました。今朝は馬場に入って普通キャンターまでいかないくらいのペースでじっくり動かしています。まだ硬さが抜け切れないところがあるのでもう少しの間はゆったりと乗り、良化に合わせて負荷を強めていくつもりです」(天栄担当者)

2013年1月29日(キャロットHPより)
周回コースか坂路でハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「先週までは周回コースのみに専念してじっくり乗ってきましたが、今週より坂路調教も取り入れ始めました。疲れはいくらか抜けてきたような印象がありましたからね。今は一日おきに坂路に入れるようにしていますが、まだ立ち上げ段階なので本格的な調教を取り入れていき、競馬を考えていくにはもう少々時間がほしいというのが正直なところです。馬体重は518キロです」(天栄担当者)

2013年2月5日(キャロットHPより)
周回コースか坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を行っています。「様子を見ながら少しずつ進めるようにしています。トモなどのケアはしっかりと行っていますが、ガクッと来るような素振りもありませんね。ただ、帰ってきたときに疲労が見られていたのは確かなのでバランスをよく考えながら徐々に負荷をかけるようにしています。現在は15−15に近いくらいのところも乗っていますし、様子を見ながら乗り進めていきます」(天栄担当者)

2013年2月12日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整か坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を行っています。「日によって馬場に入る時もありますが、基本的には坂路で乗るようにしています。坂路に入る際は17−17くらいの調教をベースにして日によって15−15に近いところも行うようにしているんです。もう少し乗り込んでいけばある程度の態勢は整ってくるでしょうし、徐々に調教師とも相談していきたいと思っています」(天栄担当者)

2013年2月19日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整か坂路でハロン16〜17秒のキャンター調整を行っています。「日によって馬場や坂路でキャンター調教を行いコンディションを上げることもしていますし、時にはトレッドミルにも入れて心肺機能を高めるようなメニューにする時もあります。コンディションはまずまずですし、そろそろ具体的なことを考えていってもいいかなと思えるようにはなってきました。調教師とも相談していきますが、早ければ中山開催中の競馬を考えられるようにしていきたいと思っています」(天栄担当者)

2013年2月26日(キャロットHPより)
26日に美浦トレセンへ帰厩しました。「これまでじっくり調整を積んできましたがある程度の状態にはなってきたように思います。その旨を調教師にも伝えて確認してもらい本日の検疫で送り出すことになりました。いい時と良くない時のパフォーマンスの差が大きいだけに悩ましいのですが、何とかいい走りをして前進を見せてほしいですね。先週量った馬体重は532キロです」(天栄担当者)

2013年2月27日(キャロットHPより)
27日は美浦南Pコースで15−15を行いました(60秒0−43秒8−13秒6)。「天栄での状況が徐々に良くなってきたという報告を受けていたので月曜日に牧場へ行って見てきたんです。前回も悪くはないけれどなと思っていたのですが、直接跨ってくれている厩舎長の話からは前回はひと息の部分も正直あったけれど今回はその時よりいいという評価をしてくれていましたよ。そして翌日の火曜日の検疫をフェイルノートに充てることにして入れさせていただいて、今朝はコースで15−15くらいで軽く動かしたのですが、ハミがかりが良くて動きも良。これからピッチを上げていくところですが、いい感触を持って調教を開始していけそうですよ」(和田道師)

2013年3月7日(キャロットHPより)
6日は美浦南Wコースで追い切りました(86秒1−70秒8−55秒2−40秒3−13秒0)。7日は軽めの調整を行いました。「帰厩初日からさっそく動かせていたように不安なく調整を進められていますし、その後も順調ですよ。週末にも適度に動かしましたが、今週も水曜日にコースで時計を出しました。背腰などへの負担を考えるとポリトラックに入れることが多いのですが、具合がいいのもあって週末と昨日はウッドチップコースに入れて追い切っていますよ。長めからじわっと動かしたのですが、脚取りは良好。この調子で競馬へ向かっていきたいですね。このまま順調に行くのならば来週あたりの競馬を考えられそうですよ。これまでは芝を考えてきて今後も選択肢から外すことはないのですが、一度新味を求めてダートを試すのもいいかなと思っているところですので、よく検討してから最終的にレースを判断したいと思っています」(和田道師)16日の中山競馬(4歳上1000万下・ダ1800m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2013年3月13日(キャロットHPより)
13日は美浦南Pコースで追い切りました(67秒2−51秒5−37秒7−11秒9)。「コンスタントに乗り込んできましたが雰囲気は帰厩直後から変わらずにいいですよ。牧場でも今回は覇気という面でも動きという面でもいいと担当の厩舎長からうかがっていましたが、こちらに来てトレーニングを重ねてきても変わりありませんよ。以前よりパンとしつつあるので負荷をかけることができると判断してこの中間はウッドチップコースでも動かしてきました。今朝の最終追い切りはポリトラックで動かしましたが、終い重点でいい動きでしたよ。順調にここまで来ることができました。トモの甘さを含めてこの馬のことを見てきて芝馬だと思ってきて、今も芝という選択肢を外すようなことはしていませんが、血統的に見ても一度はダートを試してみる価値もあるかなという気はしています。具合もいいですし、このタイミングでダート戦へ向かってみたいと思います。再び松岡ジョッキーにお願いしてありますし、新しい一面を何とか見せてほしいと思っています」(和田道師)16日の中山競馬(4歳上1000万下・ダ1800m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2013年3月16日(キャロットHPより)
16日の中山競馬ではまずまずのスタートから好位につけるも、直線ではまわりと同じような脚色になり5着。「砂を被っても気にすることはなくダートの走りは問題なかったですし、道中はいいリズムで運べていたと思います。時計のかかるダートと言うことで苦しくなったのか最後はジリジリという脚になってしまいましたが、トータルで見ても感触は悪くないですよ。去勢したことで少しナヨナヨしているなと感じることがありますし、もう少し気の強さがあってもいいかなとは思います。また体も絞れてくればもっといい動きができるかもしれません」(松岡騎手)「正直に言うとトモの弱さからダートはどうかなという気持ちもあったんです。ただ、道中の走りは悪くなかったですね。試してみた価値があったように思いますし、芝もダートも考えながらレースを検討していけるような気はしますね。続けて使っていきたい気持ちもありますが、一度使うとトモをはじめ馬体にダメージを残しがちでパフォーマンスも落とす印象があります。放牧を挟んでレースという形がいいリズムになっているようにも感じていますので基本的には間を取ることを第一選択肢としていますが、馬の様子を見て最終的に判断したいです」(和田道師)初ダートと言うことで未知数な部分はありましたが、勝ち切るまでにはいかなかったもののそれなりに適性を示してくれましたし、今後の選択肢を増やすことはできました。馬体に反動が出やすい馬ですから必要に応じて放牧を挟むことになりますが、去勢後に二度競馬を使いましたし、次はさらに前進してほしいものです。

2013年3月27日(キャロットHPより)
27日は軽めの調整を行いました。「先週いっぱいの様子を見てきましたが大きなダメージが表面化してくることはなかったのでホッとしています。それで、予定通り次のレースへ向けてじわじわと動かし出していますよ。いちおう目標を4週目に設定しているので間隔的な余裕もありますから、今朝はまだ強い調教を課すことはしていません。そうは言ってもコースなどを主体にしてじっくり動かしていますし、順調に来ていることは確かですよ。速いところはタイミングを見て週末か来週あたりから開始しようかなと思っています。ダートか芝かと迷うところではありますが、ここ最近の傾向を見ていると芝のほうがより魅力的かなという気もしますので、どちらかといえば芝をメインに考えるつもりです」(和田道師)今のところ4月14日の中山競馬(鹿野山特別・芝2000m)に出走を予定しています。

2013年4月4日(キャロットHPより)
3日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒8−41秒0−13秒6)。4日は軽めの調整を行いました。「レース後少しだけ疲れはありましたが、いつもの腰ではなく背中が中心でした。ただ、続戦を考えることができるレベルのものでしたし、回復していますよ。今は再度疲れないようにレーザー治療もしっかりしながら調整するようにしています。今週はすでに時計を出し始めていて、昨日ウッドチップで後半重点で動かしました。重たい馬場のなかでもこの馬なりに走れていましたし、悪くないでしょう。このまま変わらなければ予定通り来週を考えられるでしょう。今のところシュタルケジョッキーをお願いできそうなので、芝に向かおうと考えています」(和田道師)14日の中山競馬(鹿野山特別・芝2000m)にシュタルケ騎手で出走を予定しています。

2013年4月10日(キャロットHPより)
10日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒9−54秒4−39秒5−12秒4)。「先週は半マイル重点で動かして調整していますが特に変わらず順調に来ています。週末にもじっくり動かし、今朝最終追い切りを課しました。一度競馬へ向かっている馬ですし、状態を維持することを考えつつ適度な負荷をかけました。ウッドチップコースで5ハロンで終いにかけて伸ばすような内容で、動き自体も悪くなかったですよ。問題なくレースへ向かえると思います。念のためダート戦にも登録させていただきましたが、思惑通りフルゲート割れしそうなのは芝のレースですし、シュタルケジョッキーを確保できていますから芝へ向かいたいと思います」(和田道師)14日の中山競馬(鹿野山特別・芝2000m)にシュタルケ騎手で出走を予定しています。

2013年4月14日(キャロットHPより)
14日の中山競馬ではスタート後に押して2番手に付け、道中の位置は変わらずそのまま直線に入るも、徐々に脚色が怪しくなり9着。「スタート後はそれなりに位置を取りにいきましたが、結果的に前残りの展開になりましたし、悪くないペースで行けたと思うのですが…。直線では徐々に苦しくなってしまいました。今日はいつも以上に馬場が硬くなっていましたし、直線の走りを考えるともう少しソフトな馬場の方がいいのかもしれません」(シュタルケ騎手)「状態をキープしてレースに臨めたと思うのですが、レースでは思うような走りになりませんでしたね。楽しみにしていただけに残念ですし、申し訳ありません。ジョッキーからは馬場が硬いのが良くなかったのではという話でしたし、トップスピードを求められて苦しくなってしまいましたね。トモがパンとしきれていない馬だから前半からいい位置を取った部分ももしかしたらあったかもしれませんが、それでも極端に無理をしたわけではありませんでしたからね・・・。もしかしたら見えない部分で疲れが抜け切れていなかったかもしれませんから、しっかりチェックして必要ならば立て直すことも考えたいと思っています」(和田道師)勝ち馬を含めて上位に入着している馬が前につけていたように流れは悪くないはずでしたが、硬くなった馬場を気にしたのか最後は余裕がなくなってしまいました。この後はこう言った馬場を走った後ですからより慎重に状態を確認してからになりますが、次走での巻き返しを期待したいところです。

2013年4月17日(キャロットHPより)
17日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週の競馬はいいものにならなくて申し訳ありませんでした。なかなか思うように力を発揮できなくて悔しいばかりです。うまくはまればこのクラスでも頑張れるだけの力を持っている馬ですし、この歯がゆさを何とかしたいところです。レース後の様子を見てきましたがちょっと疲れもありました。背腰もそうですが、脚元もちょっとあって、前脚の蹄が少し裂蹄気味です。そう考えると無理をすることはできませんし、いったんお休みを入れたいと思います。時間が解決をしてくれるとは思いますが、しっかりケアしてあげないといけない部分でもありますし、天栄で改めてチェックしてもらいたいと思います」(和田道師)

2013年4月23日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行っています。「先週レースを終えてからこちらに帰ってきました。疲れもあるし、裂蹄を起こしていると報告を受けていたのでよく見るようにしていますが、確かに見られる状態ですね。背腰の疲れもしっかりケアしてあげなければいけませんが、左前脚の裂蹄は思ったより少し深めでしたからしっかり対応してあげる必要はありそうです。そのためすぐにどうこうではなく回復に専念した取り組みをしていきます」(天栄担当者)

2013年4月30日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行っています。「脚元は裂蹄箇所を慎重に見ていかなければいけないわけですが、亀裂はやや上の方まで上がってきているので見た目はあまり良くないかもしれないものの、幸い熱感はそこまでないんです。そのことから、もちろんビッシリとは負荷をかけられませんが、トレッドミルで無理なく動かすことはできる状況ですよ」(天栄担当者)

2013年5月7日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「引き続き裂蹄部分を含めて脚元の様子と相談しながら進めています。幸い、悪化したり不具合が生じることはなく平行線を保てているので、負担がかからない程度に馬場にて軽く動かし始めています。馬体重は532キロです」(天栄担当者)

2013年5月14日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「今週もこれまでと同様に患部への負担をかけすぎないように強弱をつけながらの調整を行っています。毎日乗るのではなく乗らない日も設けながら運動を課していって、蹄の回復とコンディションの維持を図っていきます」(天栄担当者)

2013年5月21日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「トレッドミルでの運動にプラスして騎乗調教も行っていますが、今のところ変わりなく調整できていますし、この馬なりに順調と言えるのではないでしょうか。裂蹄のある脚元への負担を軽減するために負荷を求めるのはトレッドミルになり、少しずつ負荷を強めていければと思っていますよ」(天栄担当者)

2013年5月28日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路で15−15も取り入れています。「脚元のことがあるので徐々にピッチをあげていくようにしていますが、裂蹄箇所もそこまで気にならずここまで順調に来ることができていました。それならば具体的なことを考えていけるようにとさらに次のステップへ移行し出したところです。坂路調教も取り入れ始めて、日によっては15−15まで行っていますよ。この調子で進めていけるようならば夏の前半戦の競馬を考えていけるようになるかもしれませんね」(天栄担当者)

2013年6月4日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路で15−15も取り入れています。「順調に来ていますね。脚元のケアと状態の変化の有無を逐一確認しながら調整していますが、変わりないですし、コンスタントに強めの調教もこなせていますよ。この調子で進めていければそろそろ具体的なことも考えて行けそうですし、状況を見ながら少しずつ相談していきたいと思っています。馬体重は529キロです」(天栄担当者)

2013年6月11日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路で15−15も取り入れています。「しっかりと乗り込んできていて、蹄を含めた脚元の状態も変わりなく来ています。坂路で15−15や日によってはもう少し速い時も含めて乗っていますし、この調子で乗り込みコンディションを上げていきたいですね。調教師にも順調に乗り込んできていていいですよということは伝えてありますし、様子を見ながら目標を決めていければと思っています」(天栄担当者)

2013年6月19日(キャロットHPより)
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路で15−15も取り入れています。「じっくり調整を進めてきていますが、だいぶ乗り込み量も豊富になってきて悪くない状態になってきましたよ。間が空いている分、いい状態で臨むにはもう少々時間が必要になると思いますが、今のいい流れでトレセンへ送り出せればと思っています。検疫等の兼ね合いもあるのですが、近いうちの移動を検討したいと調教師からも言われていますので、今後は移動も念頭に置いた調整をしていきます」(天栄担当者)

2013年6月20日(キャロットHPより)
20日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄で蹄のケアと体調のケアを行いながら調整を進めてもらっていましたが、態勢が整ってきたということでしたので今週帰厩する段取りを組むことにしました。今日の検疫を確保できましたので帰厩させていただいています。天候も不安定ですし、まずは体調の変化に気を付けながら少しずつ進めていくつもりです。大きな馬ですから間が空いたことを考えると少し本数を必要とするかもしれませんし、進めていきながら目標を決めていくつもりです」(和田道師)

2013年6月26日(キャロットHPより)
26日は美浦南Pコースで追い切りました(70秒8−54秒7−40秒8−13秒5)。「先週こちらに帰ってきましたが、正直に言うと前走後に裂蹄が見られたことでお休みは長くなるかもしれないと思っていたんです。蹄が伸びるのは相当時間がかかりますからね。そう思っていたところ、思いのほか早いタイミングで帰厩OKサインが来たのでビックリしていたところもあったんです。念のため手元に来てからも慎重に見ているのですが、完全に裂蹄線がなくなっているということはありません。しかし、丁寧にケアしてもらっていたこともあってか快方へ向かっているのは確かでした。脚元と相談しながらの調整だったため乗り込み量的には少し必要な状況ではあるものの、天栄のスタッフの方々に良くしてもらったことが伝わる状態で帰ってきてくれたことを素直に嬉しく思っています。もちろん不安がまったくないわけではありませんから我々も気を引き締めて進めていかなければいけませんね。少しずつ進めるようにしていて時計も今週から始めています。まだしっかりとした負荷をかけているわけではありませんが、無理やり強すぎる負荷をかけてもこじらせかねませんから少しずつです。通常ですと2週間ちょっとの間隔でフレッシュなうちに競馬へ向かうようにしているのですが、仕上がり具合次第になるものの今回はもう少々時間をかけた上で競馬を考えていくことになるかもしれません」(和田道師)

2013年7月4日(キャロットHPより)
3日は美浦南Pコースで追い切りました(73秒8−57秒7−42秒7−13秒2)。4日は軽めの調整を行いました。「今回は少し立派な状態でもありますからじわじわと乗り進めて仕上げるようにしています。今週のレースへの登録も結局見送り、もう少し乗り込んだうえで競馬へ向かうつもりで調整していますよ。今週も水曜日に追い切り、ポリトラックで長めから伸ばしましたが動きは可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。脚元などが変わりなく来ていることは何よりなのですが、もっと動きに素軽さが出てきてほしいのは確かなので、調教を重ねていって良化を促していければと考えています。あくまでも今後の仕上がり具合になるのでしょうが、今のところ4週目あたりを目標にできればと思っています」(和田道師)20日の福島競馬(いわき特別・芝1800m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2013年7月11日(キャロットHPより)
10日は美浦南Pコースで追い切りました(70秒1−54秒7−40秒7−13秒2)。11日は軽めの調整を行いました。「この暑さにめげることなくコンスタントに乗り込めて比較的順調に進めることができていますよ。帰ってきたときの印象がそれほどしっかりと乗り込めているというわけではないかなと思えるものだったのですが、それは脚元との兼ね合いもありましたからね。それもあって時間をかけて調整するようにはしていますが、大きくガラッと変わっているということはありません。その点いくらか物足りなさはありますが、スローながらも良化の流れは築けていますので適度に動かしてさらなる良化を図っていますよ。今週もポリトラックで長めから伸ばしましたが、動きは最初より良くなっています。この調子でしっかりやっていって間に合うようならば目標にしている来週の競馬へ向かいます。鞍上は今のところ松岡ジョッキーで調整しています」(和田道師)今のところ20日の福島競馬(いわき特別・芝1800m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2013年7月18日(キャロットHPより)
17日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒1−53秒8−40秒1−13秒5)。18日は軽めの調整を行いました。「これまでは比較的ポリトラックコースに入っての調教が多かったですが、最後の仕上げの部分では負荷を求めてウッドチップコースへ入れることにしています。速い時計というよりも長めからじっくり動かしたものですが、動きは悪くなかったですよ。体つきに関しても動きにしても本数を重ねるたびに競走馬らしいものに近づいてきたように感じます。ちょっと時計がかかるようになればより理想的でしょうし、良い展開、いい競馬になってくれないかなと思っています。ダートも念のため登録させていただきましたが、芝のほうが頭数も手ごろですし、いわき特別のほうへ向かいます」(和田道師)20日の福島競馬(いわき特別・芝1800m)に松岡騎手で出走いたします。

2013年7月20日(キャロットHPより)
20日の福島競馬では後方から直線勝負にかけジリジリと差を詰めるも6着まで。「今日は前半に溜めて終いを活かす競馬をしてほしいと言われていましたが、直線では頑張って伸びてきてくれました。着順はいいとは言えないので申し訳ございませんが、流れひとつでまた違うと思いますし、新しい一面を見せられるようになってほしいですね」(松岡騎手)「楽に前に行けるならいいけど、前半にあまり急かしすぎるとトモの入りがいまひとつになってしまうので、今日はむしろ後ろで脚を溜めてほしいと指示を出しました。直線ではジリジリと言う感じだったけど脚を使っているし、うまくはまればもっとやれそうですね。この後は状態を見ながらになりますが、このまま新潟を考えるか、もしかしたら短期放牧を挟んで新潟かという流れになると思います」(和田道師)結果こそもうひとつでしたが、流れ次第ではもっと差のない競馬は可能なはずです。この後は状態を見て放牧を挟むか、そのまま続戦するか判断していきます。

2013年7月24日(キャロットHPより)
23日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週の競馬はややチグハグな面もあったでしょうが、じりじりとは脚を使ってくれて少しいい部分を見せてくれました。あれでいいと満足するわけにはいかないでしょうが中間に順調さを欠いたことを考えると適度に使いながら上向いてきてくれればと思える内容だったと思います。レース後はこれまでと同様にリフレッシュ期間を設けたうえで再度次走を検討していくという流れを取ることになり、今日トレセンから帰ってくることになります。今後の具体的なプランはまず馬の様子を見ながら考えていくことになるでしょう」(天栄担当者)

2013年7月30日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か坂路でハロン17〜18秒のキャンター調整を行っています。「先週帰ってきましたが、いい意味で変わりがなくてその後少ししたタイミングで乗り出すことができていました。今週は坂路にも入っていて、順調。今はまだ普通キャンター程度にじわっと乗っていますが、この調子で調整を進めていってまた競馬を考えていけるようにしたいですね」(天栄担当者)

2013年8月6日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整のあと坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「前走後の調整も大きな問題なく行えていますよ。次の競馬を目指して徐々にピッチを上げ出していて、今朝坂路に入った際は2頭併せにて負荷をかけました。だいたい15−15かそれより少し速いくらいのものでしたが脚取りは悪くなかったですし、この調子でしっかりと動かしていきたいですね。具体的なことは調教師と相談しながらになりますが、目標が決まってくればそれに合わせて最終調整を行っていくつもりです。馬体重は515キロと前走と変わりないような状態ですのでもう少しだけふっくらした状態で戻せるようになれば理想的でしょう」(天栄担当者)

2013年8月13日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整のあと坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き日によっては坂路に入って15−15のペースで調教負荷をかけるようにしています。まだ強めをやり出して日が浅いですが、体調自体は悪くありません。先週和田調教師が来場して確認されていったところですし、この調子でコンスタントに乗り込んでいっていい形で厩舎へ送り出せるようにしていければと思っています」(天栄担当者)

2013年8月20日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整のあと坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「順調に来ていますよ。コンディションは良好で、いい過程のなかで過ごせているように思います。調教師と改めて相談をして今のところ秋の中山開催を目指そうという話をしていますので、このあとの調整もしっかり行い、よりいい状態で送り出せるようにしていきます」(天栄担当者)

2013年8月27日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整のあと坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「順調に来ていますね。ここ最近は坂路での15−15からもう少し速いくらいのペースの調教もコンスタントに行えていますし、感触は悪くないですよ。中山開催を目標としているのでそろそろ移動のタイミングも近づいてきますから、体調など特に気を付けて態勢を整えていければと思っています」(天栄担当者)

2013年9月3日(キャロットHPより)
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整のあと坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「中山開催を目標にしたいということでしたので移動に備えてしっかり乗り込むようにしています。ただし、まだ万全といえるかというと微妙なところもあるので、できるだけいい形にしていけるように引き続きしっかり動かすようにしています。検疫も混んでいる状況ですし、状況次第では目標を変更する可能性があるでしょうし、柔軟に対応できるように調整していきます」(天栄担当者)

2013年9月5日(キャロットHPより)
5日に美浦トレセンへ帰厩しました。「当初の予定では先週末あたりに帰厩させて中山開催の競馬を狙っていきたいと考えていたのですが、検疫がかなり混み合っていて確保することができなかったため、予定が延びた分だけ天栄で乗り込みを進めてもらっていました。そして今週中には何とかしなければと思っていたところ木曜日の検疫を確保することができたため本日帰厩させていただいています。まずは体調を見ながら明日より動かしていき状態を確認していきます。スッと速いところへシフトし、思惑通りに動けるようであれば2週目の1800m戦を、もしもう少し必要かもしれないと思えればスライドしていく形で考えていきたいと思っています」(和田道師)状態次第で変更になりますが、早ければ15日の中山競馬(白井特別・芝1800m)に出走を予定しています。

2013年9月11日(キャロットHPより)
11日は美浦南Pコースで追い切りました(81秒7−65秒6−51秒0−37秒7−12秒5)。「先週帰厩させていただき最短の目標である今週の競馬へ向かえるかどうかをよく確認するように動かして調整を進めています。週末に少し時計を出した時の感触は悪くなかったので、今週の追い切りでしっかり動かしてみてレースに対応できそうかを見たのですが、結論から先に言うと大丈夫そうです。3歳馬を相手にポリトラックで2頭合わせの追い切りを課したのですが、相手がビッシリ追われている中でフェイルノートはちょっと促す程度のものでほぼ持ったままの手応えで最後まで立ち回れていました。背腰への疲労はしっかりケアしていかなければいけないでしょうが、天栄でも入念なケアと乗り込みをしてもらっていたおかげで動きを見る限り対応できそうに思えたので今週の出走を決めました。精神的にも肉体的にもフレッシュなほうがいい印象がありますし、短期調整での競馬になりましたがいい走りを見せてくれることに期待したいですね」(和田道師)15日の中山競馬(白井特別・芝1800m)に田辺騎手で出走を予定しています。

2013年9月15日(キャロットHPより)
15日の中山競馬では中団やや後方で脚を溜めるようにじっくり進む。勝負どころに差し掛かって徐々に動き出して4角で先頭にならびかけるも直線では伸び切れず6着。「返し馬から何かダラ〜っと走っていたのですが、レースにいってもなかなか気持ちが入らずに、そのまま回って来た感じです。前半に押して気合いをつけていこうと思えばできるかもしれませんが、緩さがあるから急かしすぎるとフットワークがバラバラになりかねないですからね。いい走りをしていたときはいい意味のうるささがあったようですから、もう少しそのあたりが見られるようになってくれればですね」(田辺騎手)「帰厩してから短い期間での競馬となりましたが、コンディションは悪くなく、体重などを見ても重すぎることなくレースへ臨めたと思っていました。実際のレースはというと直線へ向くときの格好は良かったのですが、そのあとがもうひとつ。そのあたりがブランク分なのでしょうか。また、馬場も中途半端になってしまい馬も戸惑ったところがあるかもしれませんから巻き返す余地があると思いたいですね。なかなかいいお話ができなくて申し訳ありません」(和田道師)帰厩から短期間での競馬となりましたが、攻めすぎると心身ともに堪えやすいタイプなだけに動ける態勢ならばフレッシュなほうがいい馬なので悪くはなかったと思います。ただ、直線まとめてのみ込めなかった辺りはもうちょっと欲しかった部分でもあります。このあとは気持ちの面、そしてトモを中心とする馬体面のダメージ具合を見てどのあたりに目標をおき、どういった調整過程をとるか判断していきます。

2013年9月18日(キャロットHPより)
18日は軽めの調整を行いました。「先週は一瞬オッと思わせてくれる部分があったのですが、そこから先がもうひとつでしたね。改めて見ましたが、そこからさらにグッと来れていればもちろんきわどかったでしょうし、いい勝負になっていたはずです。フレッシュなほうが良いとはいえ、今回やや強行軍だったことは否めませんから、使った上積みを次に期待できればとも思っています。ただ、疲れていてはそうも言っていられません。今日までの様子を見る限りでは大きな問題はなさそうですが、時間が経って表面化してくるものもありますので、このあとも引き続き慎重に様子を見ていきます。乗って動かしていっても大丈夫そうで、すぐの競馬にも対応できるということならばそう間をあけずに次を考えるかもしれません。使う使わないを今日の段階で断定はしませんし、あくまでも状態次第のつもりですが、来週の特別レースに登録させていただいて考える形をとれればと思っています」(和田道師)状態次第で変更になる可能性はありますが、今のところ28日の中山競馬(習志野特別・芝2000m)に出走を予定しています。

2013年9月25日(キャロットHPより)
25日は美浦南Pコースで追い切りました(85秒6−70秒0−54秒8−40秒3−12秒9)。「先週はプール調教を用いながら馬体の回復とケアの期間に充ててきました。もちろん動かすこともしていましたよ。疲れが出やすいのは背腰です。多少なりとも疲れはあったので筋肉ケアを施しています。その後の状態はというと出がけにいくらか硬さはありますが、動かしていけば気にならないレベルです。先週のお話の通りとりあえず特別登録をさせていただいて今週の追い切りの動きとその後の状態で出走を決めようと思っていたので今朝追い切りを行いました。動きだけで言うと使いたくなる走りでしたね。あとはこの追い切りを経てトモを中心に馬体面の変化がどうあるかでしょう。左トモのほうが疲れやすいところはあるので、最後の直線は左手前になる中山コースは悪くないかなという気がしますし、追い切り後の状態に変わりがないようならばこのまま向かうことを考えています」(和田道師)状態次第で予定が変更になる可能性はありますが、今のところ28日の中山競馬(習志野特別・芝2000m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2013年9月28日(キャロットHPより)
28日の中山競馬では中団後方から馬のリズムを重視して進める。直線はじりじりと脚を使うも前との差を詰めるまでには至らず8着。「先生から“後ろからじっくり進めてほしい”という指示がありましたし、焦らずに構えて運びました。道中の感触は悪くなく、直線へ向くときの感じも良かったんです。これなら伸びてくれるかなというような格好だったのですが、最後の切れを求められる場面で差を詰めきれませんでした。この年齢でもまだ緩さがあり、パンとしてくればもっと良くなるはずです。僕の好きな馬ですし、何とかまたいい結果を出してあげたいです。申し訳ありません」(松岡騎手)中1週での競馬と、この馬にとってはややハードなローテーションではありましたが雰囲気はいい意味で変わりなく思えましたし、鞍上もトモの違和感はそこまで感じなかったと言っていましたので陣営の入念なケアと調整をもってこのレースへ臨めたのだと思います。勝負どころの手応えは悪くなく、一瞬力が入りましたが、切れ味を求められてやや苦しくなりました。もうワンパンチほしいところですが大きな差はないので条件ひとつでまたいい競馬を見せてくれるはずです。タイトなスケジュールで使った分ケアの一環で放牧に出す可能性もありますが、適度に使いつつピリッとした部分を引き出して前進を狙っていければと思います。

2013年10月1日(キャロットHPより)
1日にNF天栄へ放牧に出ました。「状態はキープできていたと思いますし、いい走りをしてくれないかと期待して送り出しました。実際のところ内容自体は悪くなかったもののこれからというときに詰めきれなかったですね。しかし、それなりの相手との対戦の中で見どころがあったことはプラスでしょうし、これからもコツコツと頑張っていければと思っています。レース後、脚元などに大きなダメージはないものの短い間隔で使わせていただきました。ここでもうひとつと攻めるとガクッと来てしまいかねません。これまでにお休みが長くなってしまったことがありましたし、色気を持ちすぎて使い込んでしまうと同じ轍を踏む可能性が増してしまいかねませんから、ここはひと息入れたいと思います。うまくいけば適度な間隔で次を考えていければと思っていますよ」(和田道師)

2013年10月8日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「1週間前に帰ってきましたが、疲れは多少あるものの脚元などには問題がありませんから、そういった見方で言えば状態は大丈夫と言えるでしょう。使った分、負担のかかりやすい背腰の痛みはありますから、しっかりとケアをしながらじわじわと進めていければと考えています」(天栄担当者)

2013年10月16日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「この中間も周回で軽めのキャンターを乗りながら状態をチェックしていますが、やはり競馬を使ったなりの疲れは見せていますね。ただし、運動は継続できる程度のものですし、今後も少しずつ動かしながらよりいい状態に戻して行ってあげたいと思います」(天栄担当者)

2013年10月22日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒を取り入れています。「先週までは長めの距離をじっくり動かしていきましたが、この中間より坂路にも入れ出し15−15くらいのところも取り入れ始めましたよ。今のところ変わりないですし、この調子であげていければと思っていますよ。うまくいけば東京の最後あたりか中山開催を行っているくらいの競馬を目指していけるような気がします」(天栄担当者)

2013年10月29日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒を取り入れています。「順調ですね。背腰のケアも入念に行いつつ調整を進めてきていますが、調教もそれなりにしっかりと動かしてくることができています。この調子ならばそろそろ移動を考えていける段階に入ってくるでしょう」(天栄担当者)

2013年11月5日(キャロットHPより)
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒を取り入れています。「順調に来ていますね。調教は変わりなく周回と坂路コースを併用してコンスタントに乗り込んでいますがこれといった問題はないですよ。背腰などの弱さは多少ありますが、ある程度の調教を無難にこなせていますし、そろそろ競馬を考えていけるようにしたいですね。今週来週くらいにはおそらく移動することになると思いますし、順調ならば月末か月頭くらいの競馬を考えていけるようになるはずです。馬体重は505キロです」(天栄担当者)

2013年11月13日(キャロットHPより)
13日は美浦南Pコースで追い切りました(85秒1−68秒6−53秒2−39秒0−12秒4)。「先週末に帰厩させていただきましたが、体調の変動もなく順調に調整をスタートできていますよ。フレッシュな状態にしてレースへ臨んだ方がいい印象のある馬ですし、今回も同様の過程で調整をして競馬へ向かえればと思っているんです。そのあたりは天栄もわかってくれていて意識した調整をしてもらっていましたからね。コンディション的には前回と同じくらいかなという印象で、動きは悪くなかったですよ。今朝ポリトラックで大体70−40くらいのところでしたが、身のこなしはまずまずでしたからね。このあとも入念に乗り込んで最短で来週の競馬へ向かいます。ダートという選択肢もないわけではないのですが、距離を含めた条件的には東京最終週の芝2000mのほうがベターかなという気はしますので、こちらを本線に考えています」(和田道師)23日の東京競馬(オリエンタル賞・芝2000m)に大野騎手で出走を予定しています。

2013年11月20日(キャロットHPより)
20日は美浦南Pコースで追い切りました(81秒6−65秒6−51秒1−38秒0−12秒7)。「コンディションは相変わらずまずまずの状態を保てていて気配は悪くありませんよ。先週はややソフトなものの追い切りにしましたが、今週は当該週追い切りになるのでそれなりに負荷をかけるような調教を課しました。トモへの負担を考慮しつつ中身をしっかり造れるようにとポリトラックでの追い切りですが、6ハロンからしっかりと動かしています。身のこなし、反応も上々で、乗り手の感触も悪くなかったですよ。見た目も悪くなく天栄からの流れを継続して調整を進め、レースにも無事送り出せると思います。今回は大野ジョッキーにお願いしましたが、いい面をうまく引き出してほしいと思います」(和田道師)23日の東京競馬(オリエンタル賞・芝2000m)に大野騎手で出走を予定しています。

2013年11月23日(キャロットHPより)
23日の東京競馬では中団内目を追走して流れに乗るが追い出されてからの反応がひと息で10着。「流れには悪くない形で乗れていたと思うのですか、いざこれからというときの走りがアンバランスになってしまいグッとききれませんでした。松岡先輩とも話をしていろいろと聞いていたのですが、体の芯がしっかりしきれていないのがやはり影響しているのではないかなと思います。使ってそのあたりが良くなってきてくれればと思います。機会をいただいたのにいい競馬にならず申し訳ありません」(大野騎手)「前回帰ってきたときと変わりないくらいのコンディションかなと牧場からも聞いていましたが、引き継いだあとの調整自体は順調だったものの毛ヅヤはまだ良化途上な状態に感じました。中間はそれでも悪くないかなと思っていたのですが、今日の雰囲気などを見ていると中身から本当に良くなりきれていなかったのかもしれません。それで、レースでもこれからという大事なときにグッとききれなかったのかもしれません。この結果がこの馬の力を出し切った結果ではないですから気持ちを切らさずに改めて考えていきたいです。いいレースにならず申し訳ありません」(和田道師)調整自体は比較的順調に来れましたが、体の張り艶などを見ると完調手前だったでしょうか。この条件自体は悪くない印象を持っていただけに残念ですが、次での巻き返しに期待したいものです。このあとについてはレース後の状態を見ながら判断していきます。

2013年11月28日(キャロットHPより)
27日、28日は軽めの調整を行いました。「先週はいい競馬を期待していたのですが申し訳ありませんでした。コンディション云々もあるのでしょうが、上がり勝負の展開がこの馬にとっては得意なものではなかったですし、少頭数だったとはいえメンツも濃かったのも否めないでしょう。それで置かれてしまうような格好になってしまいました。現在はレース後の状態を見極めているところですが、まだ運動のみで人が跨っての調教は行っていない段階なんです。明日明後日くらいから乗る予定にしていますので、それで動かしてみて疲れを感じさせるようならば立て直し期間を設けますし、いけそうならばこのまま次のレースへ向かうようにしたいと思っています」(和田道師)

2013年11月30日(キャロットHPより)
「乗り出して様子を見ていましたが、脚元などは問題ないものの鞍下の筋肉に痛みがあって、疲れを感じさせる状態です。このまま進められないわけではないですが前走以上のパフォーマンスを発揮して巻き返したいですからダマしダマしでいくのは得策ではないでしょう。そう考えてクラブ、牧場とも相談させていただき、ケアのためにいったん放牧にさせていただくことになりました。回復具合を見ながら改めてレースを考えていければと思いますし、理想はそう長いお休みにしないでまた競馬を考えていきたいです」(和田道師)30日にNF天栄へ放牧に出ました。

2013年12月4日(キャロットHPより)
ウォーキングマシン調整を行っています。「先週末に帰ってきました。無理すれば使えなくもなかったでしょうが、改めて見てみると毛ヅヤはひと息に映りますし、背腰にも痛みがある状態ですね。少しでも早い回復を促せればと思っていますが、まずはここと決めずしっかりケアをして良化させていきます」(天栄担当者)

2013年12月10日(キャロットHPより)
トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週は疲労緩和を狙ってマシンなどの軽めの調整にとどめていましたが、今週から少しずつ乗り出しています。そうは言ってもまだごく軽めのメニューでハッキング程度に動かすまでです。これからじわじわと動かしつつ、背腰のケアをしっかり施していってコンディションを上げていければと考えています」(天栄担当者)

2013年12月18日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路調教も取り入れています。「乗り運動は変わらず取り入れることができていますが、背腰やトモと以前からポイントに上がっている点はやはりもう少ししっかりしてほしいと感じますし、負担がかかり過ぎないように注意しながら進めています。今後も状態を見ながら少しずつ動かして、状態を上げていきたいですね」(天栄担当者)

2014年1月7日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。「帰ってきた当初は疲れも目立ちましたのでその疲労を取ることから始めてじわじわと動かしてきました。年末には坂路にも入れ出していましたが、今現在はまたピッチをあげてきて15−15に近いところも乗るようにしていますよ。さらに動かして状態をあげていって調教師とも相談していければと考えています」(天栄担当者)

2014年1月14日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「順調に来れていますね。負担がかかりやすい背腰やトモのケアを入念に行いつつじっくり乗りこんでいます。あまりやりこみ過ぎると堪えてしまいかねませんからそのあたりのバランスはよく考えながら動かし、帰厩そして競馬へとつなげていければと思っています」(NF天栄担当者)

2014年1月21日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間もいい意味で変わりなく来れていますよ。調教師とは次の東京開催あたりをメインに考えていきましょうという話になっていますので、そのつもりで乗り込みを進めています。これまでと同様にある程度はこちらでしっかりと負荷をかけてトレセンで最終調整をビシッとしてもらって競馬へ向かうという形を取りたいと思っていますので、移動まで入念に乗り込んでいきます」(天栄担当者)

2014年1月28日(キャロットHPより)
周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「順調ですよ。変わりなくじっくり進めてきて、絶好調とまでは行かないまでもコンスタントに乗り込んできて徐々に態勢は整いつつあると思います。ほぼ狙い通りに来れているように思いますし、あとは体調をしっかり整えてトレセンへ送り出したいですね。おそらく早くて今週末、来週あたりに帰厩という運びになると思いますし、そのつもりでこちらも進めていこうと考えています。馬体重は532キロです」(天栄担当者)

2014年2月6日(キャロットHPより)
5日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒4−55秒0−40秒4−13秒0)。「これまでもそうでしたが、天栄である程度のところまで乗り込んでもらって、こちらで数本しっかり動かして整えるという過程でフレッシュさも維持しつつレースへ向かえるようにしています。先週末に帰厩させていただいてさっそく調整を開始していますが、順調ですね。追い切りは今週からで、水曜日に長めからしっかりと動かしました。時計的にはそこまで目立つものではないですが角馬場などでもしっかりと乗り込んでから追い切りに行っていますし、運動量はキープできています。ましてや、負荷を求めてウッドチップコースで動かしていますし、理想的と言えるでしょう。寒い時期だから脚元をはじめ馬体にかかる負担に細心の注意を払いながら進めていって態勢が整うようならば来週の競馬から考えていくつもりです。次はダートをメインに検討していくつもりです」(和田道師)16日の東京競馬(大島特別・ダ1600m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2014年2月12日(キャロットHPより)
12日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒6−68秒8−53秒8−38秒1−13秒3)。「先週の追い切り後も順調に来れていましたし、この調子でレースまで向かえればと思っていました。しかし、この中間に以前症状の出た裂蹄箇所がまたちょっと出てしまいました。この寒さと乾燥する気候もあって正直管理が難しいのですが、申し訳ありません。ただし、痛み自体は見せていないのでしっかり対応してレースへ向けた調整を行うようにしています。積雪の影響で現在ポリトラックコースは使えない状況なのでウッドチップコースで追い切りを行いました。時計としては5ハロン68秒台と全体的にいい負荷がかかっています。今の馬場状況を考えると速い部類の時計だと思いますし、調教としては良いものになったと思いますが、これで馬がへこたれないでくれればと思います。良い負荷をかけられたとしてもこの馬の場合はやはり背腰に弱さを抱えていますからね。前回戻ってきたよりもいい状態であって、フレッシュな状態かなと思えるので、今日の追い切りを乗り越えていい状態で臨めれば違った一面を見せてくれるはずです。今回ダートに戻してみますし、なんとか変わってほしいです」(和田道師)16日の東京競馬(大島特別・ダ1600m)に松岡騎手で出走を予定しています。

2014年2月20日(キャロットHPより)
19日は軽めの調整を行いました。20日は美浦南Wコースで追い切りました(72秒8−56秒5−42秒6−13秒9)。「先週の競馬中止は誤算でしたが、その分乗り込めるとプラスに捉えて調整を進めています。裂蹄している箇所は幸いにも広がっていませんし、もちろんしっかりケアしながら調整をするようにしています。変則日程ですし、競馬も月曜日なので追い切りは今朝行いました。オーバーワークにはならないように気を遣って動かしましたが、単走でじわっと伸ばしています。見る限りいい意味で変わらないかなと思える動きでしたし、問題ないでしょう。あとはしっかり体調を整えてレースへ送り出せればと思いますし、2回目のダートですが新味を見せてほしいと思っています」(和田道師)24日の東京競馬(大島特別・ダ1600m)に松岡騎手で出走いたします。

2014年2月24日(キャロットHPより)
24日の東京競馬では道中中団で脚を溜めて直線では伸びる格好はしたものの、最後は目立った脚を使えず12着。「以前からトモや背腰に緩さがある馬ですが、やはりダート自体は悪くないですよ。スタートからリズム良く運べましたし、勝負どころでは外をスムーズに進めて直線では一瞬伸びかけてくれたのですが、坂の途中で余裕がなくなり脚が上がってしまいました。久しぶりで体に余裕があったこともありますが、やはり蹄のことがあり攻め難しいところはありますからね。今日はいい走りをお見せできず申し訳ありません」(松岡騎手)道中はスムーズに進めることができましたし、直線では脚を使いかけましたが、最後は余力がなくなってしまいました。ダートの走り自体は悪くなさそうですが、脚元のこともあり調整に難しさがあったことは否めません。状態を確認してからになりますが、この後についての方針を決めていく予定です。

2014年2月26日(キャロットHPより)
「月曜日の競馬はいい結果にならず申し訳ありませんでした。蹄のこともありましたし、開催が延期になりコンディションを保つのにも気を遣ったのですが、結果プラス10キロと少し余裕のある体つきになりました。ただ、やり込みすぎて背腰を中心に馬体に疲労を残す方がこの馬にとってはいいパフォーマンスを求めることが難しくなりますし、悲観的になりすぎないように気持ちを持ちつつレースへ送り出したんです。実際のレースはというと道中はまずまず良かったですよね。直線へ向いて乗り役さんが追い出してからの格好も上々で、一瞬“オッ!”と思わせてくれるほどでした。直線坂上以降は脚色が鈍ってしまい、いくらか体の立派さが影響したのかもしれないなとは思いましたが、残念ながら体調がいい中でダート替わりの挑戦をして大きく前進させてあげることができませんでした。本来ならばケアの期間を取りつつもコンスタントに使っていければいいのですが、発症している裂蹄の状況を考えるとそれなりの期間をかけながらになってしまうのは否めません。3歳時は大きい舞台も意識したほどの馬でしたが、なかなか体質がしっかりしてきてくれませんでした。個体差はあるものの大事に使っていくことでしっかりしてくることもあるので、この馬もそういう意識で調整をしてきましたが、ネックとなっていた背中、腰の状態はなかなか思うようにしっかりしてきてくれませんでした。調整のほうも基本はコースを用いて仕上げていて、坂路も併用してビッシリ調教をつけていける状態になってきてくれればと思っていましたが、そうはなりませんでした。高齢になっても息長く頑張ってほしい、応援していただいている会員さんたちに少しでも喜んでもらいたい、満足してもらいたいと思ってここまでやってきましたが、誠に申し訳ございません」(和田道師)デビュー戦から差のない競馬を見せていましたし、素質を感じさせてくれる馬でした。なかなか軌道には乗っていくことができませんでしたが、初勝利をあげるとその勢いそのままに2勝目を挙げて、菊花賞参戦の夢を抱かせてくれるほどでした。前輪駆動でなかなか後肢がしっかりしきれず、ウィークポイントとなっている部分がしっかりしてくればもっと良くなると見ていましたし、好パフォーマンスを求めるためにもフレッシュな状態でレースへ向かうという形を採ってきましたが、残念なことにこの中間裂蹄を発症してしました。以前にも見せたことがあるように、根治するには時間がかかってしまい、今後も時間をかけていかなければいけなくなることが十分に予想されます。また、芝レースからダートレースへ改めて矛先を向けたわけですが、残念ながら勝ち負けを意識できるまでの走りではありませんでした。現在の状態と今後の見込み、そしてこれまでの戦績等を考慮して和田正道調教師と協議を行った結果、ここで現役を引退して競走馬登録を抹消することになりました。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。
募集当時
近況:2008年9月17日(キャロットHPより)
NF空港
馬体重:474kg
体高:157.5cm
胸囲:177.5cm
管囲:21.5cm
2009年8月28日(キャロットHPより)
NF早来
馬体重:508kg

2010年3月13日(キャロットHPより)
2010年8月14日(キャロットHPより)
2012年3月3日(キャロットHPより

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