アルフィルク
馬名由来:綴りAlfirk
ケフェウス座のβ星。未来の北極星になる星の名。世代の中心となるような活躍を期待して。母名・兄姉名より連想。(アラビア語)
2009年2月12日生(栗毛)

松元茂厩舎
父アグネスタキオン サンデーサイレンス
アグネスフローラ
母タイキポーラ トウカイテイオー
スターオブザノース
戦績
通算成績:0−2−0−1−2−3
出走 場所 レース 距離 頭数 着数 人気 馬体重 タイム(着差) 位置取り 上がり3F 騎手
2011/9/18 阪神 メイクデビュー 芝1400 18 2 7 436 1:23.4(0.2) 7-7 36.1 川須
2011/10/9 京都 2歳未勝利 芝1400 18 11 2 432 1:22.7(1.5) 12-13 36.1 川須
2011/12/18 小倉 2歳未勝利 芝1800 16 14 3 444 1:52.2(1.4) 6-6-10-10 36.3 中舘
2012/5/9 笠松 若鮎賞 折1400 10 5 2 428 1:30.5(1.2) 4-5-5-4 40.3 川須
2012/7/15 中京 3歳未勝利 芝1200 18 7 10 428 1:10.1(0.6) 6-6 34.6 高倉
2012/8/19 小倉 3歳未勝利 芝1200 18 2 7 430 1:08.6(頭) 8-6 34.7 川須
2012/8/25 小倉 3歳未勝利 芝1200 18 4 1 428 1:08.3(0.5) 9-7 34.7 川須
2012/9/8 阪神 3歳未勝利 芝1600 18 5 3 436 1:34.7(0.2) 8-8 34.2 川須

























2012年4月10日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「今週から坂路での調教も取り入れ、ハロン17秒ぐらいをしっかりと乗り込むようにしています。ゆったりと進めてきて馬体はだいぶ戻ってきましたし、体を触っても硬さがなくうまく解れている感じです。精神的にも安定していますから、この調子で帰厩に備えていきたいですね」(NFしがらき担当者)

2012年4月18日(キャロットHPより)
18日は栗東坂路で追い切りました(58秒5−41秒1−27秒1−14秒2)。「前回の放牧の原因となったフレグモーネはスッキリ治ってくれましたし、帰厩後の様子も問題なく今朝は坂路で時計を出しています。中間のラップにハロン13秒くらいで乗って終いは無理をせずに流すものでしたが、調教前のイメージに近い内容だったと思います。現状だと仕上げるというよりは下地を作るような調教でしたし、これで十分でしょう。今後の状態を見ながらではありますが、週末も同じくらいの調教を行って、来週くらいから時計をさらに詰めていくことになると思います。理想としては芝の番組を使いたいところですが、ダートの番組はメンバー構成的に魅力的な部分がありますし、地方交流になればなおさらです。結果として補欠ということで出走は厳しそうですが、そういったことを考えて笠松の交流に登録をさせてもらいました。今後の目標については動かしつつ改めて設定していくことになると思いますが、気分良く走らせることができれば上位に来る力を持っている馬ですし、そのためにもまずはいい状態に仕上げていきたいですね」(松元師)登録を行った25日の笠松競馬(花吹雪賞・ダ1400m)は現在補欠2番手で出走が難しい状況から、今のところ見送る予定です。

2012年4月25日(キャロットHPより)
25日は栗東坂路で追い切りました(53秒2−40秒0−27秒6−14秒5)。「今朝は坂路で追い切りました。終いは時計がかかってしまいましたが、ちょっと気の難しいところを見せて坂路入りを嫌がったりしていた分、自分で止めている感じで、脚が上がったわけではありません。今朝はいつも跨がっているスタッフが乗っていなかったために、特にそういう面を見せてしまったようで、動きや状態は悪くないですよ。地方交流は補欠で出走できませんでしたが、来週にちょうど牝馬限定の芝1400m戦という条件的にとても良さそうな番組があるので、そこを目標に進めていきます」(松元師)5月5日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に出走を予定しています。

2012年5月5日(キャロットHPより)
2日は栗東坂路で追い切りました(57秒1−41秒4−28秒0−14秒4)。「先週中の段階では今週末の芝の牝馬限定戦を予定していたのですが、今日の想定を見ると優先権のある馬や初出走の馬でほとんど枠が埋まってしまいますし、アルフィルクの出走間隔でも除外対象です。先週末に念のため笠松の交流戦にも申し込んでおきましたが、幸いにも選出されています。今回の交流戦の登録でもそれなりの倍率ではあったのですが、去年も交流戦は時期が後ろになるほどかなり混雑していた状況でしたし、先々に使いたくても使える保証はありません。そのようなことからも、今週末の牝馬限定戦の状況に関わらず選出されれば交流戦へ向かう考えも持ってはいました。同じくJRAから選出されたメンバーを見ても中央で使うよりはだいぶ楽になりますし、この時期はまずはひとつ勝たせることが重要になりますからね。また、少頭数での競馬でスムーズに運べればよりチャンスは増してくれると思いますから、何とか一番いい結果を出したいですね。今後は週末にもサッと時計を出して来週の競馬に備えておきます」(松元師)5日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)は除外対象でもありますし、メンバー構成などを優先して9日の笠松競馬(若鮎賞・ダ1400m)に川須騎手で出走を予定しています。

2012年5月9日(キャロットHPより)
9日の笠松競馬ではスタート後に無理をせずに道中4、5番手を追走。勝負どころから手ごたえが怪しくなり、直線では逃げた勝ち馬との差を詰められず5着。「返し馬では落ち着いてくれたのですが、パドックでのイレ込みがキツかったですし、中央で跨らせてもらった時よりも馬体が寂しかったです。スタート後は他馬が速かったので無理をせずに控えました。序盤は飛んでくる砂を気にして行きっぷりも悪かったけど、かと言って飛ばしている前の3頭に並びかけるというのはさすがに酷な展開でした。勝負どころでは押しても反応してくれませんでしたし、直線では余力がなくなってしまいました。新馬戦で2着に来ているように能力はあると思うので、もう少し精神面が成長して余裕が出てきてくれれば違うはずなのですが…。ダートとは言えメンバーを考えればここでは結果を残したかったですし、申し訳ありません」(川須騎手)メンバー構成や少頭数で使える魅力もあり臨んだ一戦でしたが、レース前からイレ込んでしまい、輸送を挟んだにしても馬体が減ってしまっていました。今後はレース後の状態次第で決めていきますが、馬体維持やいかに平常心で競馬に向かえるかがポイントになりますし、心身のケアをしっかり行ってから次走のことを考えていきます。

2012年5月10日(キャロットHPより)
10日は軽めの調整を行いました。「昨日の競馬は結果を出せず申し訳ありません。誤算だったのは、競馬場に着いてから予想以上にイレ込んでしまったこと。発汗もひどく、力を出せる状態ではなくなってしまいました。相手関係を見てもここならと思っていましたが、結果的に深いダートも合わなかったようですし、芝で出直したいと思います。間隔を空けるために短期放牧に出したいと思いますが、馬体のケアはしつつも、緩めずにしっかりと乗り込んでもらうつもりです」(松元師)近日中に放牧に出る予定です。

2012年5月15日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「こちらに到着後、馬体をチェックして異常がないことを確認してから乗り出しています。素軽いキャンターを見せており、状態自体は悪くありません。ただ、馬体は少し寂しく見えますので、この休養では体をふっくらさせて、テンションを下げてあげることを目標に進めていきます」(NFしがらき担当者)

2012年5月22日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も周回コースを中心にゆったりと乗り込んでいます。まだ馬体が戻り切っていませんし、トモにも少し疲れが残っているようなので、周回コースでリラックスさせるようにして調教に取り組んでるところです。馬体重は429キロです」(NFしがらき担当者)

2012年5月29日(キャロットHPより)
周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き、周回コースを中心にじっくり乗り進めています。まだ万全とは言えませんが、ひと頃よりはだいぶ体がふっくらしてきたので、週末からペースを上げてみたいと思っています。調教師からはできるだけ早めに戻したいと聞いていましたが、思いのほか良化スピードがゆっくりですし、あくまでも今後の状態や動きを見ながらになると思います」(NFしがらき担当者)

2012年6月5日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは坂路調教も取り入れて乗り進めています。周回コースでの力みが取れてきて、動きもしっかりしてきましたよ。ここにきて順調にペースを上げることができるようになったので、このまましっかりと進めていきます」(NFしがらき担当者)

2012年6月12日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「今週からはジワッと15−15に近いところまでペースを上げています。見た目には力んだ走りに見えるのですが、実際に跨がってみると落ち着きがありますし、動きも上々です。体もふっくらと見せていますが、もう少し馬体に張りが出てくるといいですね」(NFしがらき担当者)

2012年6月19日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週一杯、15−15に近いところをしっかりと乗っていたので、今週は精神的に落ち着かせる意味もあって周回コースを中心にゆったりと乗り込んでいます。息遣いなどはできていますし、あまりバリバリとやりすぎて馬体の細化がないように気をつけて調整していきます」(NFしがらき担当者)

2012年6月26日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。「先週末から再度ジワッとペースを上げて15−15程度のところを乗っています。体もふっくら見せていますし、体調面も問題ありませんね。明日の帰厩が決まりましたが、今の馬体なら速いところをやってもしっかり動けると思います。馬体重は447キロです」(NFしがらき担当者)27日に栗東トレセンへ帰厩する予定です。

2012年7月5日(キャロットHPより)
4日は軽めの調整を行いました。5日は栗東坂路で追い切りました(54秒3−39秒3−25秒8−13秒0)。「先週の帰厩後も状態は変わりありませんでしたので、週末には坂路で終いを伸ばすように軽めに乗っています。しがらきで馬体に余裕を持たせてくれましたし、現状でもキープできています。馬体を考えてもあまり予定が延びるのは歓迎できませんが、優先出走権がないので他馬の状況次第のところは出てきてしまいますし、必要に応じて上手く緩急をつけていきたいと考えています。次は芝の短いところを使いたいと考えていますが、限定戦にこだわらずに入るようなら来週の中京開催を狙いたいと思います」(松元師)想定などを見ながら変更になる可能性はありますが、今のところ15日の中京競馬(3歳未勝利・芝1200m)を目標にしています。

2012年7月11日(キャロットHPより)
11日は栗東坂路で追い切りました(55秒1−39秒8−26秒2−12秒8)。「今朝は坂路で終い重点に追い切りました。今回は意識的にあまり攻めすぎないように注意して調整しているのですが、終いの反応がしっかりしていたし、動きはかなり良かったですよ。カイバ喰いが細くて体重が減りやすいタイプですが、馬体は430キロを超えたところをキープしており、馬の雰囲気はこれまでになくいいですね。休み明けですが、いい状態でレースに送り出せそうです」(田代助手)15日の中京競馬(3歳未勝利・芝1200m)に高倉騎手で出走を予定しています。

2012年7月15日(キャロットHPより)
15日の中京競馬では五分のスタートから中団の内を追走。直線で追い出してからジリジリと伸びたが7着まで。「スタートは良かったし、位置も悪くなかったのですが、小柄な牝馬だけに内枠はきつかったです。まだ腰に甘さがある分、追ってからエンジンがかかるまで時間が必要になってしまいます。最後はよく伸びていることを考えても、あと1ハロン距離があれば違うと思います」(高倉騎手)「直線は最後までしっかり伸びているんだけど、小柄で非力なタイプだけに、馬場の悪い内を通らざるを得ない枠というのが堪えました。馬体も張りがあっていい状態だったから、なんとかと思っていただけに申し訳ありません。出走状況を考えると、芝1200mは7週ぐらい空けないと出られない感じですから、新潟も視野に入れていきたいと思います」(松元師)内がかなり悪くなってきている中京の芝コースで、終始内々を通らなくてはならなかったことは、小柄なアルフィルクにとっては苦しい形でした。それでも直線は最後までよく伸びていますし、いいところを通れればまた違ったはずです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、間隔を空けるために一度放牧に出すことも検討しています。

2012年7月18日(キャロットHPより)
18日は軽めの調整を行いました。「今回はだいぶ前向きに走れるようになっていたし、馬体も張りのあるいい状態をキープできていたから期待していたんだけれど、内枠から終始馬場の悪い内を走らなくてはいけない不運。なんとか優先出走権が欲しかっただけに、残念な結果になってしまいました。芝の短いところを使うとなるとある程度間隔を空けなくてはいけませんし、金曜に一度放牧に出して緩めず乗り込んでもらいます」(田代助手)20日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

2012年7月24日(キャロットHPより)
周回コースと坂路で軽めの調整を行っています。「こちらに移動後、馬体をチェックして異常がないことを確認してから乗り出しています。大きな疲れはありませんが、いくらか馬体は寂しく見せているので、角馬場で長めに体を解してから周回、坂路に行くようにしています。いい充電期間になるよう、緩めずに進めていきたいですね」(NFしがらき担当者)

2012年7月31日(キャロットHPより)
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は周回コースを中心に長めのキャンターを乗り込んでいます。もっと細くなるかと心配したのですが、レースの反動も出ませんし、馬体もだいぶ戻ってきましたね。具合は良さそうなので、いつ声がかかってもいいように進めていきます」(NFしがらき担当者)

2012年8月8日(キャロットHPより)
8日は栗東坂路で追い切りました(54秒1−38秒8−25秒2−12秒5)。「先週木曜に無事帰厩しました。元々間隔を空ける意味の放牧で、向こうでも緩めずに乗り込んでもらっていましたから、トレセンにいるときとそう変わりない状態で戻ってきてくれました。今朝は坂路でサッと終い重点。前半は折り合いに気をつけてラストだけ伸ばしましたが、楽に12秒5を計時しているように動きは軽快で良かったですよ。とはいえまだ追い切り本数は必要でしょうし、番組については出馬状況などを見ながらどのあたりを使っていくか考えます」(松元師)

2012年8月15日(キャロットHPより)
15日は栗東Pコースで追い切りました。「今朝は坂路が重くなっていたので、ポリトラックコースで併せて追い切っています。先週末は坂路で軽く乗っていますし、動きや息遣いは少しずつ良くなっていますよ。権利がないですから想定などを見る必要はありますが、今週の牝馬限定の芝1200m戦なら今のところ入りそうです。前走を振り返ってみて、少し距離を延ばすことも考え今週の牝馬限定の2000m戦もプランにはあったのですが、そうなると距離が極端になってしまいます。また、ダートよりは芝の方がいいでしょうし、これまでの競馬からもなかなかこの条件を使えばというところが限定できないところは悩ましくもありますが、現状で一番チャンスが高そうなところを使えればと思います。今回がラストチャンスになるかもしれせんし、何とかいい競馬、そして結果を出してほしいですね」(松元師)19日の小倉競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1200m)に川須騎手で出走を予定しています。

2012年8月19日(キャロットHPより)
19日の小倉競馬では五分のスタートから中団の外目をスムーズに追走。じっくり脚を溜め、直線は際立つ脚で鋭く追い込んだがわずかに届かず2着。「道中の追走はスムーズでしたし、直線外目に持ち出してからの伸びは本当に良かったですね。他馬を気にするところがあるので、モマれずに進められる外枠は良かったと思います。新馬戦で2着に来ているように元々能力は高い馬。いい走りでしたが、着差が着差なだけに悔しいです」(川須騎手)「うーん、惜しかったね。この距離はやや忙しいかと思いましたが、道中は楽に追走できていましたし、ジョッキーもこのぐらいでいいと言っていました。そうなると1600m、1800mしかない限定未勝利戦より、もう一度小倉で今回と同じ条件を使うべきでしょう。今のところ、小倉に滞在させて調整したいと思っています」(松元師)残念ながらあと一歩のところで勝利を逃しましたが、スムーズな競馬ができれば勝ち切る力があるところを改めて見せてくれました。このあとは小倉に残って調整し、ラストチャンスに賭けることになります。

2012年8月22日(キャロットHPより)
22日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は着差が着差だけに本当に悔しいけれど、この馬のいいところが出た競馬でしたね。スムーズなレースさえできれば、このクラスでは上位の力を持っています。連闘も視野に入れてレース後は小倉に滞在させていますが、やはり最終週となるとどうしても頭数が多くなりがちですし、中1週の競馬となるとそれはそれで中間に追い切りをかける必要がでてきます。何よりレース後も特に疲れは見せていないと報告を受けているので、今週使うことにします。今度はなんとか勝ち切ってもらいたいですね」(松元師)25日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)に川須騎手で出走を予定しています。

2012年8月25日(キャロットHPより)
25日の小倉競馬では五分のスタートから中団外目を追走。3コーナー過ぎから徐々に動いて直線に賭けるが、内の伸びも良く4着まで。「スタートも良かったのである程度の位置に行きましたが、他馬を気にするところがあるので、モマれないようにどうしても外、外を回ることになってしまいます。今日は内も伸びていたし、時計も少し速かったので最後は苦しくなりましたが、それでもよく伸びて差を詰めてくれています。勝ち切れず申し訳ありません」(川須騎手)「滞在で馬体を維持できていたし、状態は良かったんだけど、今日はちょっと時計も速かったですね。この馬も時計を詰めていますし、終いを確実に使えているのですが…。さすがに3連闘というわけにはいかないので、マイルになりますが阪神の開幕週を目指したいと思います」(松元師)外を回らさせながらも終いはしっかりと脚を伸ばしていますが、今日からBコース使用とあって内の粘りも違いました。ここで決められなかったのは残念ですが、優先出走権を確保しましたし、阪神の限定未勝利戦を目標に調整していく予定です。

2012年8月29日(キャロットHPより)
29日は軽めの調整を行いました。「レース翌日の夜に小倉競馬場を出発して、月曜日の朝にトレセンに戻ってきています。到着後から馬体を確認しているのですが、幾分左前脚の中スジ、管骨の内側にあたる部分を腫れっぼったく見せています。念のため獣医師にも診てもらっていますが、触診で痛がる様子はないですし、歩様も問題なし。おそらく使ったなりの疲れからだろうとのことです。まずは大きなケガなどでなくホッとしましたが、次の競馬までもそれほど間隔が空いていませんし、可能な限りケアをしていきたいですね。今朝はプール調整にして脚元に負担がかかり過ぎないようにしましたが、間隔を詰めて使って来ていることを考えても本数は必要ないですし、乗るのは早くて週末からにして体調を整えることを第一に進めていきたいですね」(松元師)9月8日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1600m)に川須騎手で出走を予定しています。

2012年9月5日(キャロットHPより)
5日は栗東坂路で追い切りました(56秒8−40秒5−26秒0−12秒7)。「今朝は坂路で馬なり程度の追い切りを行いました。連闘のあとの中1週ですから無理をさせないように注意しましたが、楽な手応えのまま終いもしっかり反応してくれましたし、引き続き状態は良さそうです。馬体もなんとか維持できていますし、気配は上々ですよ。開幕週の馬場ですから、終いに賭けるのは難しいかもしれませんが、前走でもある程度の位置で競馬ができているので、極端な枠順でなければうまく立ち回れると思っています」(松元師)8日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1600m)に川須騎手で出走を予定しています。

2012年9月8日(キャロットHPより)
8日の阪神競馬では五分のスタートから中団外目を追走。勝負どころから押してポジションを上げ、直線は馬場の外目をしっかり伸びたが5着。「安定して力を出してくれているし、この馬のレースはできているんです。距離も対応できて、直線はいったん先頭に立ちましたが、最後の坂で苦しくなってしまった格好です。開幕週の馬場で外目を回るのは厳しかったですが、ここまで来ているだけになんとかしたかったです。申し訳ありません」(川須騎手)直線いったんは先頭に立つシーンもありましたが、坂を上がって力尽きました。距離を延ばしての不安がありながらうまく対応できていただけに、残念な敗戦となってしまいました。このあとはトレセンに戻って、馬の状態などをよく見てから今後の方針について検討していきます。

2012年9月11日(キャロットHPより)
11日の朝に馬房から出したことろ左前脚の歩様をおさえるところがあったためレントゲン検査を行った結果、左前肢副管骨を骨折していることが判明しました。「今朝運動をさせるために馬房から馬を出したのですが、極端ではないもののいつもよりも左前脚の歩様に硬さが見られました。そのためすぐに診療所で診てもらったのですが、左前脚の副管骨を骨折していることが判りました。もともと主たる骨を補う箇所と言うこともあり大きく症状が出にくい箇所ではありますが、もしかしたらレース中に発症していた可能性もあり、それが最後の伸びに関係してしまったことも否定できません。骨折の程度はごく軽いもので、その箇所の回復を促したのちに一度地方に出して出戻りを目指すとクラブの方から聞いていますが、ここまでの期間で結果を残せなかったことは会員に皆様に対して非常に申し訳なく思っております」(田代助手)レース直後の歩様は問題ありませんでしたが、11日朝の歩様に硬さがあったため検査を行ったところ、左前肢副管骨を骨折していることが判りました。今後についてはレース後から協議を行っておりましたが、今回骨折を発症したとは言え軽微なものでその箇所も競走に影響が少なくそれほど時間をかけずに復帰が望めること、また芝の短距離戦では勝ち負けできていた馬ですし、先々に上のクラスでも十分戦えるのではないかとの判断をくだしました。そのため脚元の回復を促しつついったん地方競馬へ転出して中央再入厩を目指すことになりました。今後につきましては一度NFしがらきに放牧に出して回復を促しますが、地方転出先につきましては決まり次第ご案内させていただきます。

2012年9月18日(キャロットHPより)
軽めの調整を行っています。「骨折した左前脚の副管骨部分はまだ腫れが引かない状況です。トレセンでの当初の見立てとはやや異なり、すぐに乗り出すことが難しそうな状態に見えますので、馬体のチェックの意味も含め、一度北海道に戻してしっかりと治療していくことになりました」(NFしがらき担当者)19日にNF天栄へ移動し、そのあとはNF空港へ放牧に出る予定です。

2012年9月25日(キャロットHPより)
左前副管骨骨折の状況確認のため検査を行いましたが、同箇所の骨折以外にも新たに左前繋靭帯炎を発症していることが判明しました。「先週末こちらに到着し、左前脚の骨折箇所の検査を行いました。当初は骨片が腱に触れて悪さをしているのではないかとの話であり、それを取り除けばそれほど時間をかけずに復帰を目指せると考えていたのですが、改めて詳細に検査してみたところ左前繋靭帯炎も発症していることが判りました。骨折と違い繋靭帯炎の程度は軽くありませんし、復帰にはそれなりの時間がかかってしまいます。JRAへ再登録して活躍してくれることを期待していたのですが、このようなことになってしまい非常に残念です」(空港担当者)左前脚の副管骨骨折の詳細を掴むために今回NF空港へ移動し検査を行いましたが、新たに繋靭帯炎を発症していることが判りました。骨片摘出のみであれば話は異なりましたが、今回判明した繋靭帯炎の状況を考えると短期間での復帰が難しい状況と言えざるを得ません。これらの状況を踏まえ協議を行った結果、地方転籍後のJRA再入厩を断念することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
募集当時
前回
近況:2011年4月28日(キャロットHPより)
NF空港
馬体重:445kg
今回
近況:2011年5月31日(キャロットHPより)
NF空港
馬体重:kg

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